ガス機器を10年以上販売して生きているキュウタといいます。
お客様からよくこんな質問をいただきます。
急にお湯が出なくなったの!水しか出ないの!
給湯器が壊れたわ!
お湯が出ない=給湯器の故障とは限りません!
原因を探っていきましょう!
お湯が出るのが当たり前の給湯器。
お湯が出なくなったらついあせってしまいがちです。
すぐに給湯器の故障と思い込まずに、水栓の故障、凍結、台風・落雷の影響など給湯器本体以外にも様々な要因が考えられます。
この記事ではお湯が出ない原因とその対処法(チェックポイント)について詳しく紹介しています。
自分で対処できる場合もありますので、順番にチェックしてみてください!
<プロフィール>
一部上場のガスメーカーに勤める30代営業マン
10年以上給湯器とコンロを売り続けている
ガス機器を累計10,000台以上販売した副業ブロガー
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では詳しく解説していきます。
お湯が出ない原因とは?
①水栓の故障
お湯が出なくなる原因として、まず疑ってほしいのは「水栓の故障」です。
お風呂場のシャワー水栓からお湯がでない!
では他の水栓もお湯が出ないか試してみてください。
この場合、キッチンや洗面所など他の蛇口からお湯が出れば、シャワー水栓の故障と判断することができます。
ちなみにどの水栓でもお湯が出ない場合は、給湯器の故障を疑ってください。
②天候や自然災害
大雨・台風・地震・落雷・凍結など、天候が原因でガス給湯器からお湯が出なくなることがよくあります。自然災害ごとに考えられるトラブルや対処法をまとめました。
大雨や台風による不具合
大雨や台風など風の強い日には、ガス給湯器の点火不良が起こったり、給湯器内の安全装置が作動して給湯器が動かない、お湯が出ない場合があります。
それでも解決しない場合、ガスメーター側で止まっている可能性があります。ガスメーターが正常に動いているかを確認してください。
地震による不具合
地震が原因でガスメーターが遮断し、ガスが供給されずお湯が出なくなることがあります。
地震直後にお湯が出なくなった場合は、まずガスメーターをご確認ください。
凍結による不具合
大寒波がきたときなどに給水配管やドレン配管が凍結して、お湯が出なくなることがあります。
昼ごろまで待てば、凍結が自然解凍されてお湯が出てくる可能性が高いです。
落雷による不具合
落雷があった後、電源が入らなくなることがあります。
それでも直らない場合は、漏電が原因で給湯器の故障も考えられますので、修理もしくは交換をご検討ください。
③夏場で水温が高い
この症状の原因は、もとの水温が高すぎることにあります。
給湯器の故障ではありません。
設定温度を上げて、流量をしっかり出せば多少改善します。しかし根本的には外気温が下がってくれば、勝手にまたお湯が出るようになります。
④(上記に当てはまらない場合)給湯器の故障
上記の①〜③を確認しても当てはまらない場合、給湯器の故障が考えられます。
給湯器の故障箇所を特定して部品交換をするとなれば、プロのサービスマンでないとできないため、メーカーへの修理依頼が必要です。
ご自宅の給湯器メーカーを確認し、コンタクトセンターへ修理依頼してください。
では今までの内容をふまえて、お湯が出ないときの「自分でできるチェックポイントと対処法」をみていきましょう。
お湯が出ないときの対処法6つ(チェックポイント)
①すべての水栓を開けてみる
キッチン・浴室・洗面など、ご自宅の全ての水栓で、お湯・お水が出るか確認してください。
お湯が出なくなった場合、一部の水栓だけではなく、全ての給湯栓を確認することが大切です。
また、お湯だけが出ないのか、水・お湯両方とも出ないのかもあわせて確認ください。
1つの水栓からお湯が出ない
1つの水栓だけお湯が出ない場合は、水栓自体の故障が考えられます。
お湯が出ない=給湯器の故障と考えがちですが、慌てずに別の場所の水栓からは問題なくお湯が出るのかを、まずはご確認ください。
※シャワー水栓を確認する時は、サーモスタットが40度以上のお湯の温度にきちんと設定されているかも合わせてご確認ください。
一部の水栓からのみお湯が出ない場合は、水栓の交換を検討してください。
すべての水栓からお湯が出ない
どの水栓からもお湯が出ない場合は、給湯器に何か問題があるということになります。まずは給湯器の水抜き栓のフィルターにゴミが詰まっていないかご確認ください。
給湯器の給水元栓の上部に、水を抜くための水抜き栓があり、そのフィルターにゴミなどが詰まっていると、水の流れが悪くなり、お湯がうまく出ないことがあります。
①水抜き栓から出る水(お湯)を受ける容器を準備する
②機器の給水元栓を閉める
③台所・洗面所などすべての給湯栓を開ける
④水抜き栓を左に回して外す(固い場合は、コインなどを切り欠き部に差し込んで回す)
⑤フィルター部分を歯ブラシなどで水洗いする
⑥先ほどと逆の手順で取り付けを行う
⑦給水元栓を開け水抜き栓の周囲に水漏れがないことを確認する
水抜き栓のフィルターを掃除することによって、お湯が出るようになる可能性があります。
水抜き栓の場所が分からない場合は、給湯器メーカーに問い合わせてみるのが安心です。
※水抜き栓を掃除しても解消しない場合は、それ以外に原因を探ってみましょう。
②給湯器の設定温度を上げてみる
これは夏場に元の水温が高すぎてお湯が出ないときには有効です。
夏の暑い日は水温が30℃近くあり、それを設定温度の40℃付近のお湯にするわけです。
この場合、ほんの少し熱いお湯を作ればよいのですが、ガス給湯器はとても苦手です。
最近では節水の水栓が増えており、流量がしぼられてしまっていることもあり、設定温度以上のお湯を出湯してしまいます。
設定温度との差が大きくなると、給湯器は安全機能が働き、火を消してしまいます。
①設定温度を45℃以上にして水栓側で水を混ぜて使う
②大量にお湯を出す(ちょろちょろでは給湯器が反応しない)
この対策を行えば、だいぶ症状は改善します。
ただ結局は夏場特有の症状なので、涼しくなってきたら勝手に解消されます。
③お湯を全開で出してみる
前述しましたが、夏場で水温が高いときや、長年使っている給湯器は火がつくまでに反応がにぶいときがあります。
一度お湯側に水栓を目一杯ひねってみて、お湯が出ないか確認してみてください。
④ガスの供給元を確認する
給湯器と一緒に、他のガス機器(ガスコンロやガスファンヒーターなど)も使用できない場合は、そもそもガスが供給されていない可能性があります。
また、賃貸マンションやアパートに入居され、最初に水栓をひねったときにお湯が出ない場合は、ガスの元栓が閉まっている可能性が高いので、開栓してください。
ガスメーター側で遮断されている場合
ガスが遮断されている場合には、給湯器にもガスが供給されないため、お湯を沸かせません。ガスメーターが止まっていないか、正常に動いているかをご確認ください。
ガスが自動的に遮断された場合は、ガスメーターの復帰作業が必要となります。上記画像の「復帰ボタン」を奥までしっかり押し込んでください。こちらのボタンでガスメーターを復帰させることができます。
※復帰作業の詳細については、ガスメーターの取扱い説明書等をご確認ください。
プロパンガス(LPガス)が無くなっている場合
プロパンガス(LPガス)をお使いの場合、ガスの量が少量になり、給湯器にガスが供給できなくなっている場合がまれにあります。ただ、プロパンガスの残量は外から目視で確認することができませんので、ガス残量が気になる場合は、ご契約されているガス会社にお問い合わせください。
ガスの元栓が閉まっている場合
給湯器は、ガスを燃焼させてお湯を沸かします。そのため、ガス栓が閉まっていると、給湯器にガスが供給されず、お湯を沸かすことができません。
給湯器を使うときは、ガス栓が完全に開いている必要があります。
特に、賃貸物件に入居され、初めて水栓をひねったときにお湯が出ない場合は、給湯器のガスの元栓が閉まっている可能性があります。
写真を参考に給湯器の配管部分にあるガスの元栓を開栓してください。
※メーカーにより、ガス元栓の形状が異なります。
⑤電気系統を確認する
お湯が出ない原因として、給湯器リモコンをうっかり消してしまった、ブレーカーが落ちている、給湯器の電源が外れているといった電気系統部分に原因がある場合もあります。
ガス給湯器のリモコンがOFFの場合
キッチンや浴室に取り付けられている給湯器リモコンの電源がOFFになっていないかご確認ください。OFFの場合は電源スイッチをONにして、給湯器を起動させてください。
ブレーカー(漏電遮断器)が落ちている場合
漏電などで異常な電流が一定時間以上流れると、ブレーカーが電流を自動で遮断します。ガス給湯器の運転には電気が必要なため、ブレーカーが落ちた状態では、お湯は出ません。
ブレーカーが落ちたときは、どの場所で漏電が起きているかを特定してください。給湯器が原因の場合には、給湯器内の100V回路(凍結予防ヒーターなど)が漏電している可能性があるので、給湯器メーカーに修理を依頼してください。
ガス給湯器の電源プラグが外れている場合
電源プラグが外れている場合もお湯が出なくなる原因となります。給湯器の近くに屋外コンセントがありますので、そこにしっかり給湯器本体のプラグがささっているかご確認ください。
⑥給湯器の不具合を疑う(エラーコードを確認する)
上記項目がいずれも当てはまらない場合、給湯器の不具合(トラブル)や故障によりお湯が出ないことが考えられます。
給湯器の故障によりお湯が出ない場合には、メーカー保証期間内であるかなどを確認の上、給湯器メーカーにお問い合わせください。
エラーコードが表示されている場合
給湯器のリモコンにエラーコード(数字)が表示されている場合は、取扱い説明書やネット検索すればエラー内容を確認できます。
エラーの内容により、修理依頼を必要とするものとしないものがあります。
よくあるエラーコードについては、別記事でまとめましたので下記をチェックしてください。
故障の場合には、メーカーにお問い合わせください。高額修理になる場合や、部品供給切れで修理ができないときは、給湯器交換業者へ依頼してください。
困ったときは業者に点検してもらう
給湯器やガスメーターなどは、普段から触れる機会が少なく不安な場合は、専門知識のある業者にお願いすると安心です。
ガスや電気の事故が起きてしまう危険性もあるため、 慣れていなければ怖くてさわるのにも抵抗がありますよね。
その場で簡単に直せる場合もあれば、 精密機器が故障していて、あなた自身では直せない状態になっていることもあるので、 最終的にはプロの知識と技術を持った専門業者さんにお願いしましょう。
しかし「10年以上使っていて高額修理の可能性が高い」なら、交換してしまう方が賢いです!
給湯器の交換はどこに頼むのが一番いいの?
給湯器の交換はどこに頼む?
給湯器の交換を希望する場合、依頼先は主に5つあります。
特徴をおさえて依頼するときの参考にしてください。
依頼先 | 具体例 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
給湯器専門業者 | ・キンライサー ・正直屋など | ・全国工事対応の業者もいる ・独自に10年保証をつけている業者もいる | ・価格競争が激しいため値段が安い信頼できる業者か判断が難しい |
ガス会社 | ・東京ガス ・大阪ガスなど | ・地元で何十年も続いている 会社が多く信頼できる | 値段が高い (知名度があり高くても売れるから) |
給湯器メーカー | ・ノーリツ ・リンナイなど | ・メーカー認定の工事店のため 信頼できる ・工事がしっかりしている | 値段が高い (知名度があり高くても売れるから) |
家電量販店 | ・ヤマダ電機 ・エディオン | ・普段から利用する量販店なので 頼みやすい ・割と値段が安い店が多い | 工事品質が高くないことがある (工事は外注の施工業者が行なうため) |
工務店 | ・地場の工務店 | ・普段から付き合いのある 工務店であれば信頼できる | ・給湯器専門ではないため、 工事品質に難あり ・値段が高い |
ちなみにオススメは、価格が安くて保証が充実している「給湯器専門業者」です!
失敗しない事業者選び4つのポイント
給湯器交換の事業者を選ぶポイントは4つあります。後悔しないように以下のポイントをおさえておきましょう。
①保証が充実しているか
②信頼できる会社か
③料金や作業内容が明確か
④事業者の口コミがよいか
では、1つずつ解説していきます。
①保証が充実しているか確認
給湯器のメーカー保証は通常1年〜2年です。
毎日使う給湯器なので、いつなんどき不具合が起きるか分かりません。
保証は長ければ長いほど、将来のそなえになりますよ。
②信頼できる会社か確認
いくら保証年数が長くてもすぐ潰れるような会社なら信頼できません。
体力があり、今後も長きにわたって存続していく会社にこそ交換を依頼すべきです。
創業何年の会社でどのくらい業績をあげているのかなど、あなたの家の給湯器を任せてもよい信頼できる会社なのかチェックしてください。
③料金や作業内容が明確か確認
料金や作業内容が明確であれば、施工日当日に「こんなはずじゃなかった!」という事態を未然に防ぐことができます。
一方、料金や作業内容が明確でないと、作業当日に駐車場代などの追加料金を支払わされるケースもあります。
いくら料金が安くても、交換すべき部材を交換せず、試運転や最終チェックもせずに引き渡す業者は信用できないですよね?
給湯器は高い買い物ですから、「料金や作業内容が明確か?」「追加料金が発生する可能性があるのか?」事前に確認することをオススメします。
④事業者の口コミを確認
✔ 値段が高いか
✔ 工事品質
✔ 対応スピード
✔ 接客の対応
これら4つのポイントは事前に口コミで確認することをオススメします。
給湯器交換は、業者に家まで来てもらうことになるので、その会社の特色が事前にわかると安心できますよね。
給湯器の工事にかかる時間は、工事内容によって異なりますが一般的には2〜3時間程度で終わります。
事業者選びのポイントは分かったけど、結局どこの会社がオススメなの!?
値段と保証を重視するならキンライサーがおすすめ
安くおトクに給湯器交換をしたいなら、数ある業者の中でも私は「キンライサー」をオススメしています。
キンライサーが選ばれる理由は次の4点です。
①20年以上もの豊富な施工実績
②顧客満足度は驚異の97%
③急なトラブルにも当日・即日対応
④商品・工事の10年保証が無料でついてくる
\ 【PR】今ならもれなく3,000円引き ♪ /
①20年以上の豊富な施工実績
キンライサーは20年以上にわたって給湯器を専門に扱っており、工事実績は累計15万件以上。
これほど長い間「キンライサー」が愛され続ける理由は、さまざまな資格保有のプロスタッフが接客やマナーにも気を配り最高の施工をしてくれるからに他なりません。
・給水装置工事主任技術者
・ガス消費機器設置工事監督者
・第二種電気工事士資格者
・液化石油ガス設備士 など
さらに自社の厳しい技術研修を積むことで、どこよりも確実・丁寧な施工を実現しています。
受注をとるだけとって、実際の工事を外部に委託する業者とはサービスの質が違います。
②顧客満足度は業界最高クラスの97%
キンライサーを実際に利用した方の満足度は驚異の97%です。
アンケート結果を見ると、「保証への安心感」や「対応スピード」はもちろんのこと、
・電話での応対態度
・スタッフの接客マナー
・職人さんの施工内容
上記のポイントが、キンライサーの満足度を高める大きな要因になっていることが分かります。
③急なトラブルにも当日・即日のスピード対応
キンライサーのコールセンターは24時間365日対応(年中無休)。
困ったときにいつでも相談・対応できる体制が整えられています。
・自社工場にさまざまな種類の給湯器を取り揃え
・経験豊富な工事スタッフが常にスタンバイ
このキンライサーの体制によって、当日や即日のスピード工事を実現。
実際の施工時間は2~3時間ほどです。
土・日・祝日にも対応しているので、仕事が忙しく平日に時間がとれない方にはありがたい対応です。
レンタル給湯器も用意
給湯器の中には、発注してから納品までに時間のかかる機種も存在します。
売れ筋の給湯器は在庫があっても、メーカー発注品となれば数ヶ月かかる場合もあります。
そこでキンライサーでは代替可能な「レンタル給湯器サービス」を用意しています。
給湯器を一時的にレンタルすることで、「長い期間お湯が使えない」という不便さに困ることもありません。
④無料で商品保証10年&工事保証10年がつく
どこのメーカーも給湯器の無料保証期間は1年〜2年です。
そんな中、キンライサーでは「商品保証10年」と「工事保証10年」を無料でつけております。
しかも修理費用や修理回数まで無制限で保証してくれるので、10年間のトラブルをすべて無料で解決することができます。
一般的な給湯器の寿命設計は約10年です。一度の修理に約2万円〜3万円ほどの費用がかかるのが相場です。
自社運営の保証サービスなので、「急にお湯が出なくなった」などのトラブルにもキンライサーが瞬時に判断。
保険会社のように外部の人間が調査するわけではないので、トラブルへの対処が速やかに行われるという安心材料にもなっています。
万が一の保険にも加入済み
キンライサー自体も1億円の「建築業総合保険」に加入済み。
万一、工事で事故が発生した場合も保険会社の補償を受けられるので、二重の安心システムになっています。
対応力が高いのは当たり前。充実した保証制度によって、工事への不安は一切ありません。
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キンライサーの口コミが気になる方は、下記の記事で分かりやすくまとめましたので参考にしてください。
またCMで話題のキンライサーと正直屋の2社の違いが気になる方は、下記の記事で徹底比較しておりますので参考にしてください。
まとめ
①水栓の故障
②天候や自然災害
③夏場で水温が高い
④給湯器の故障
【お湯が出ないときの対処法6つ】
①すべての水栓を開けてみる
②給湯器の設定温度を上げてみる
③お湯を全開で出してみる
④ガスの供給元を確認する
⑤電気系統を確認する
⑥給湯器の不具合を疑う(エラーコードを確認する)
→給湯器を交換するなら、安くて保証が充実した「キンライサー」がオススメ
ある日突然、お湯が出なくなったらびっくりしますよね?
1つ1つの原因をチェックしていけば対処できることも多くあります。
そしてガス給湯器を10年以上使っている場合は、修理より交換をオススメします。
10年以上経過すると、全体的に部品が経年劣化しているため、1ヶ所を修理してもまたすぐ別の部品が故障するという場合が多いです。
そして給湯器を交換するなら、値段と保証が充実した「キンライサー」が断然オススメです。
ぜひチェックしてください!
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今日の話は以上となります。
気になることがあったら、お問い合わせフォームよりいつでも質問してくださいね。