【エネファーム】10年後にかかるメンテナンス費用は?

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ガス機器を10年以上販売して生きているキュウタといいます。

 

エネファームは保証期間が10年だが、10年過ぎたらどうなるの?

 

という質問をお客さんからよく頂きます。

 

「10年たったら発電しなくなるのか?」

「保証は切れるが使い続けることはできるのか?」

 

といった疑問について詳しく解説していきます。

 




目次

エネファームの保証期間は10年。10年過ぎたら有償修理

 

エネファームの保証期間(フルメンテナンスサポート)は設置から10年間です。この期間の修理は、基本全て無償となります。

 

ただし、この無料の保証期間である「10年」を過ぎると点検・修理は全て有償となります。

 

燃料電池という精密な機器を有償でメンテ・保守していくということはかなり高額になるため、買い替えをされる方も多いです。

 

基本的に、給湯器は10年を過ぎると故障率がグッと上がります

 

もしエネファームのような精密機器の場合、1回のメンテ費用は10万円を超える場合もあります(ガス会社にもよる)。部品交換が必要な場合にはさらに追加で費用が掛かります。

 

でも100万円以上した給湯器(エネファーム)です。できるだけ長く使って、少しでも元をとりたいと思うのが人情というものです。

 

では11年、12年とエネファームを使おうと思ったときに、メーカーによって発電停止の時期やサービス内容が違うので細かく説明します。

 

 

アイシン製の場合13年で発電が停止する

出典:京葉ガス

 

アイシン製エネファームは10年間安心のフルメンテナンスサポートサービスがあります。

 

万一の故障発生時には、修理費用は無償対応となります。

 

ただし、ユーザーの故意または過失による故障天災等に起因する故障については保証対象外となるのでご注意ください(どのメーカーでも共通の注意事項です)。

 

フルメンテナンスサポートサービスの対象期間は、保証開始日から10年間

 

10年を超えますと、点検・修理など、メンテナンスにかかる費用は有償となります。

 

なお、燃料電池発電ユニットは、使用開始から13年目に停止します。つまり発電しなくなるということですね。

 

引き続き安全に使うためには、有償にて部品交換を行う必要があります。

 

 

有償2年保証サービスについて(大阪ガス)

 

大阪ガスでは、2年間の延長保証サービス(有償)をやっています。

 

他のガス会社はホームページを見た限りでは確認できませんでしたが、独自に延長保証サービスを持っている可能性がありますので、詳しくは各ガス会社へご確認ください。

 

大阪ガスの場合、10年使用のタイミングで有償2年保証サービスに加入することができ、費用は49,500円(税込)です。

 

そのまま2年継続使用するのであれば断然加入することをおすすめします

 

加入せずに故障してしまって、メンテ依頼したときには、普通に10万円ほどお金を取られてしまうので。それを思えば断然、お得なサービスと言えます。

 

10年過ぎると故障率は格段に上がります。今まで何の問題もなく使えていた機械でも急に不具合がおきるので、そなえておいて損はないですよ。

 

パナソニック製の場合20年で発電が停止する

出典:京葉ガス

 

パナソニック製は使用開始から20年を経過すると、燃料電池ユニットの運転は完全に停止します

 

ちなみに設置後10年で最初のメンテナンスが必要になり、以降は定期的にメンテナンスを行なう必要があります。

 

※正確には、設置してからの総発電量で決まるので、多少10年を前後することはありますが。

 

 

また、定期メンテナンスとは別に設置から10~12年後に燃料電池ユニットに警告文が出ます。それから1か月以内に燃料電池ユニットの総点検を受ける必要があります。

 

この点検時期の詳細については、東邦ガスの記事が大変分かりやすかったので下記に要点をまとめました。

 

・燃料電池ユニットの発電電力量28,800kWhで、定期点検(有償)を行う必要がある(これが10年の保証期間内の場合、定期点検は無償で行う)。

・10年の保証期間にかかわらず、定期点検は必要。定期点検を実施しない場合、エネファームは発電を停止し、発電機能は使えなくなる。定期点検の1回目は使用開始から約10年(発電量28,800kWh)、2回目以降は約5年(発電量14,400kWh)ごとが目安。

・点検、修理などメンテナンスを行っても、最初の通電から満20年で発電は完全に停止する。発電を停止したあとは、エネファーム料金は適用できなくなる。

出典:東邦ガス

 

・メンテナンスが有償となる場合には、その内容により一回あたり数千円~数十万円(税込)の修理費用等が必要。10年の保証期間終了後に定期点検が発生する場合、有償(約11万円(税込)/回)となる。

・ 「通電開始から約12年経過時点」又は「発電回数4,500回」又は「発電時間90,000時間+3か月」のいずれかに到達した時点で、燃料電池ユニットは警告を出し、その後停止する。その場合、定期点検とは別に燃料電池ユニットの総点検(有償)が必要。

出典:東邦ガス

 

 

 

これはあくまで「東邦ガス」の規約ですので、ガス会社によって料金は多少変わりますので、あくまで金額の目安として考えておいてください。

 

いずれにしても、10年の保証が切れてからの点検費用にはコストがかなりかかるので、ガス会社としては10年をめどに新品に交換してもらう前提で、この「エネファーム」という商品は作られているのだと考えておいてください。

 

ただし、抜け道が一つあります。

 

「発電」にこだわるから維持コストがかかるわけなので、10年目以降は発電をあきらめてただの給湯器として使うという選択です。

 

発電停止しても、貯湯ユニット(熱源機)を通常の給湯器として使える

出典:東京ガス

 

エネファームの燃料電池ユニットは、水素ガスを発生させる装置などが付いているので、定期的にメンテナンスをしないと使い続けることが出来ないようになっています。

 

しかし、貯湯ユニット(熱源機)が継続使用可能な状態であれば給湯・暖房・ふろは使用可能です。

 

 

エネファームによるガス料金の割引などは受けられなくなりますが、燃料電池ユニットの発電はあきらめてまだ使える貯湯ユニット(熱源機)を10年目以降も使うべきです。

 

 

まだ使えるのに給湯器を10年で交換するのはもったいないですよね?

 

目いっぱいまで使いましょう。

 

 

ただし、エネファームはガス会社の方でも設置から何年経過しているというのは当然把握しているので、

 

10年経過のタイミングで「保証も切れますし、今なら最新式のエネファームに交換しませんか?」と、あの手この手で営業してきます。これは間違いないです。

 

 

もし11年、12年と給湯器を使い続けたいのであれば、そういった営業トークをかわして使い続けてください。

 

10年以上使ってみてエネファームにメリットを感じているのであれば、次もエネファームを選べばよいと思います。

 

「停電時でも電気が使える」という非常時の対応力がエネファームの強みです。

 

 

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そこをメリットに感じないのであれば、エネファームを選ぶ理由はないので、発電はいらないから安い給湯器でよいと思います。

 

そのときはエコジョーズハイブリッド給湯器を検討してみてください。

 

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まとめ

エネファームの保証期間は10年。10年過ぎたら有償修理となる。
アイシン製の場合13年パナソニック製の場合20年)で発電が停止する
・発電停止しても、貯湯ユニット側が生きていれば通常の給湯器として使える

 

何度も言いますが、10年を過ぎたら燃料電池ユニットの発電はあきらめて、まだ使える貯湯ユニット(熱源機)を10年目以降も使うべきです。

 

 

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今日の話は以上となります。

 

気になることがあったら、いつでも質問してくださいね。

 




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この記事を書いた人

一部上場のガスメーカーに勤める30代営業マン。2児の父。これまでガス機器を10,000台以上販売。その経験を活かし、ブログで日常生活のタメになる情報を発信中。

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