エコウィルの寿命とは?【10年後に発電停止しても使えます】

ガス機器を10年以上販売して生きているキュウタといいます。

エコウィル設置後10年を迎えるお客様が最近増えています。

ガス会社から「次どうします?」「次はエネファームになりますよ」とお声がかかっている頃かと思います。

キュウタ

でもちょっと待ってください!

ガス会社に言われるがままエネファームにするのではなく、あなたのライフスタイルに合った給湯器を選んでください。

この記事を読めばこんなことが分かります

・エコウィルの発電停止について
・エコウィルの寿命
・エコウィル交換時のおすすめ機種

この記事を書いた人【キュウタ】
キュウタ

<プロフィール>

一部上場のガスメーカーに勤める30代営業マン

10年以上給湯器とコンロを売り続けている

ガス機器を累計10,000台以上販売した副業ブロガー

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ではエコウィルの寿命や、発電停止後の使い方について解説します。

目次

エラー05Eは発電停止のサイン

「エラー05E」は、お湯は使えるけど発電が停止しているときに出るエラーです。

前回点検から運転時間が6,000 時間を経過すると、排熱利用給湯暖房ユニットのリモコンに「点検」の表示が出ます。

そして、前回点検から運転時間が6,200 時間を経過しても点検を行わないと、ガスエンジン発電ユニットは運転を停止します。

キュウタ

つまり、発電が停止するということです。

このときリモコンに「05E」が表示されますので、お早めに担当のガス会社へご連絡ください。

エコウィルの寿命

エコウィルは、2年間のメーカー保証の後、設置から10年経過後までは有償の保守契約ができ、その保守契約期間なら定期点検や修理が無料になります。

保守契約の終了は、設置から10年経過後、または累計運転時間24,000時間経過後のどちらか早いタイミングが訪れたときです。

キュウタ

そして保守契約の終了後、6,200時間を経過すると発電が停止するようにプログラムされています。

この運転時間の6,200時間というのは、一般的な使い方でいくと約2~3年ほどです。

つまり、エコウィルの「発電」に関する寿命は約10年〜13年ということです。

エコウィルは発電が止まったら、もう使えないの?

エコウィルは発電停止後も給湯器として使える

エコウィルのガスエンジン発電ユニットは、特に不具合がなくても一定期間ごとに停止し、点検を受けなければ再稼働しない仕組みです。

発電が停止しても、給湯、お風呂、浴室乾燥、床暖房などガスを使った給湯器部分は通常どおり使うことができます。

ただし発電停止=約10年経過しているので、給湯器部分の寿命も長くは持ちません。

キュウタ

長年の使用で給湯器部品が劣化しているからです。

すぐ修理が必要となる場合もありますが、長く持っても2〜3年以内にはエコウィルの交換が必要となります。

それと発電をしなくなるので、そのぶん電力会社からの電気の使用量は増えますのでご注意ください。

10年経過後は修理費が有償になる

発電停止後も給湯器として使用される場合、デメリットとしては修理代が全て自己負担になることです。

エコウィルの給湯器部分についてもすでに10年以上使用しています。

キュウタ

10年以上使った給湯器は高額修理になりやすいのです。

缶体、バーナー、電装基盤などは部品交換だけでも1ヶ所につき5万円以上の修理代がかかります。

これが何ヶ所も重なれば修理代だけで10万円~15万円いくこともあります。

修理代だけで15万円!?

キュウタ

故障が頻発する恐れもあるため、使えるのは長くても2〜3年ほどと思ってもらった方がいいです。

「故障→修理不可能→本体交換」の流れになると、お湯の出ない期間が長くなるため、リスクも大きいです。

それが寒い冬場であればなおさらです。

10年の保守契約終了後は早めの交換を検討してください

次は何に交換したらいいの?

後継品は「エコジョーズ」か「エネファーム」

エコウィルの後継品は「エコジョーズ」「エネファーム」となります。

10年の保守契約期間を終えるころ、ガス会社のメンテナンス担当の方が必ず営業に来ます。

キュウタ

ガス会社であれば間違いなく「エネファーム」をすすめてきます。

「ガスを使って発電できる」という意味ではエネファームが後継品になりますが、エコウィルとエネファームはそもそも仕組みが違います。

エネファームは、エコウィルと同じ「家庭用コージェネレーションシステム」に分類されます。

発電の際にエネファームは燃料電池を使い、エコウィルはガスエンジンを使うという点が異なっています。

発電量や節電効果はエネファームに軍配が上がりますが、導入にかかる費用(本体価格+設置工事費)はエネファームの方が圧倒的に高いです。

エコウィルが70~80万円の費用に対し、エネファームは120〜150万円ほどかかります。

給湯器の交換で150万円もするの!?

初期費用の高さからエネファームは敬遠されがちです。

発電に魅力を感じるなら高くてもエネファームを選べばよいですが、必要ないと思うなら「エコジョーズ」で十分です。

キュウタ

近年ではエコウィルの交換機種としてエコジョーズを選ばれる方が多く、人気もあります。

エコウィルを交換するなら「エコジョーズ」がおすすめ

エコウィルを交換するなら、省エネ型ガス給湯器の「エコジョーズ」がおすすめです。

キュウタ

発電機能はなくなりますが、交換や導入費用は他のエコ給湯器と比較しても格段に安くなります!

エコウィルは給湯・追い焚き・暖房の3機能がついていますが、エコジョーズでも同じように3機能使えるタイプがたくさん出ていますので、使用感は全く変わりません。

エコウィルはタンク内のお湯がいっぱいになると発電しなくなるため、エコウィルで電気代の節約効果が感じられなかったという方も非常に多いのです。

そんな方には、使いたいときに必要な量のお湯を作ることができる「エコジョーズ」が向いています。

できるだけ交換にかかる費用を安くしたい。。

お風呂や温水暖房を快適に使えて、ガス代が節約できる商品がほしい!

キュウタ

そんなあなたにオススメです!

発電を重視するならエネファームの一択となりますが、ガス代の節約をしつつ初期費用を最もおさえられる商品がエコジョーズなのです。

エコジョーズは省エネタイプではない従来型の給湯器よりガスの使用量が少なく、CO2の排出量が低減されることで環境に負担がかかりにくくなっています。

エコウィルからエコジョーズに交換するメリット

出典:キンライサー

エコジョーズの交換費用は安い

古くなったエコウィルを交換する際には、ガス会社は必ずエネファームをすすめてきます。

キュウタ

ガスをたくさん消費してくれるし、営業マンにはノルマが課せられているためしつこく営業してきます。

ですがガス会社の言いなりになってはいけません。

エコウィルを買い替える場合、交換費用を最も安く抑えられるのがエコジョーズなのです

エコウィルからの交換費用は概算で、エコジョーズなら30万~40万円、エネファームなら120万~150万円ほどとなります。

エネファームはそもそもの導入費用が高額ですし、構造も複雑なため10年経過後の修理代金は高額になる可能性が高いです。

キュウタ

安価でエコ給湯器を選ぶなら、エコジョーズへの交換がおすすめです。

貯湯タンクが不要になる

エコジョーズは貯湯タンクを設置する必要がないため、導入や交換の費用が貯湯式と比べて格段に安くなります。

タンクが無いので場所を取らず見た目はスッキリ、工事時間も短時間となります。

瞬間式の給湯器なのでお湯切れの心配はなく、お湯はいつでも沸かしたてで清潔なため飲用も可能です。

エコウィルからエコジョーズに交換するデメリット

発電できない

エコジョーズは給湯やお湯はり、追い焚きや温水暖房などガスを使ってお湯を沸かす能力に優れていますが、発電機能はありません

発電機能を残したい、電気をたくさん使うご家庭など発電をメインに考えるならエネファームへ交換した方がよいでしょう。

キュウタ

エコジョーズは省エネ給湯器の中では初期費用の安さがトップクラスです。

ランニングコストだけで見た場合はエネファームの方が優れていますが、初期費用+10年間のランニングコストでみれば「エコジョーズ」の方がはるかに安くおさえることができます

エネファームのランニングコスト

エネファームとエコジョーズは初期費用に約100万円の差があります。

では10年使うとして、エネファームがエコジョーズより年間で10万円以上お得になるならメリットはでますが、実際は年間6〜7万円ほどです。

ガス会社によってはエネファームのカタログに「年間で約10万円お得になる」という記載がありますが、これはめちゃくちゃメリットが出やすい条件で試算されたものです。

キュウタ

車の燃費でもカタログには燃費20km/Lと書いていても、実際使ってみたら15〜16km/Lというのはよくある話です。

カタログに記載の内容はウソではないですが、自宅で使用したときの実際のメリットは2〜3割ダウンすると思って読んでもらった方がいいですよ。

エコジョーズへお得に交換するならキンライサーがおすすめ

キュウタ

安くおトクに給湯器交換をしたいなら、数ある業者の中でも私は「キンライサー」をオススメしています。

キンライサーが選ばれる理由は次の4点です。

【キンライサーが選ばれる4つの理由(メリット)】

①20年以上もの豊富な施工実績
②顧客満足度は驚異の97%
③急なトラブルにも当日・即日対応
④商品・工事の10年保証が無料でついてくる

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①20年以上の豊富な施工実績

キンライサーは20年以上にわたって給湯器を専門に扱っており、工事実績は累計15万件以上。

これほど長い間「キンライサー」が愛され続ける理由は、さまざまな資格保有のプロスタッフが接客やマナーにも気を配り最高の施工をしてくれるからに他なりません。

スタッフの保有資格

・給水装置工事主任技術者
・ガス消費機器設置工事監督者
・第二種電気工事士資格者
・液化石油ガス設備士 など

さらに自社の厳しい技術研修を積むことで、どこよりも確実・丁寧な施工を実現しています。

キュウタ

受注をとるだけとって、実際の工事を外部に委託する業者とはサービスの質が違います。

②顧客満足度は業界最高クラスの97%

キンライサーを実際に利用した方の満足度は驚異の「97%」です。

これほどまでにキンライサーへの評価が高い理由は、アンケートによって得られたお客様の生の声をサービスの向上に活かしているからです。

キンライサーに寄せられたアンケート抜粋

アンケート結果を見ると、「保証への安心感」や「対応スピード」はもちろんのこと、

電話での応対態度
スタッフの接客マナー
職人さんの施工内容

上記のポイントが、キンライサーの満足度を高める大きな要因になっていることが分かります。

③急なトラブルにも当日・即日のスピード対応

キンライサーのコールセンターは24時間365日対応(年中無休)。

困ったときにいつでも相談・対応できる体制が整えられています。

・自社工場にさまざまな種類の給湯器を取り揃え
・経験豊富な工事スタッフが常にスタンバイ

このキンライサーの体制によって、当日や即日のスピード工事を実現。

キュウタ

実際の施工時間は2~3時間ほどです。

土・日・祝日にも対応しているので、仕事が忙しく平日に時間がとれない方にはありがたい対応です。

レンタル給湯器も用意

給湯器の中には、発注してから納品までに時間のかかる機種も存在します。

キュウタ

売れ筋の給湯器は在庫があっても、メーカー発注品となれば数ヶ月かかる場合もあります。

そこでキンライサーでは代替可能な「レンタル給湯器サービス」を用意しています。

給湯器を一時的にレンタルすることで、「長い期間お湯が使えない」という不便さに困ることもありません。

④無料で商品保証10年&工事保証10年がつく

どこのメーカーも給湯器の無料保証期間は1年〜2年です。

給湯器メーカー(ノーリツ・リンナイなど)の10年の延長保証をつけようとすると、約25,000円以上の追加費用を請求されます。

そんな中、キンライサーでは「商品保証10年」「工事保証10年」を無料でつけております。

しかも修理費用や修理回数まで無制限で保証してくれるので、10年間のトラブルをすべて無料で解決することができます。

キュウタ

一般的な給湯器の寿命設計は約10年です。一度の修理に約2万円〜3万円ほどの費用がかかるのが相場です。

自社運営の保証サービスなので、「急にお湯が出なくなった」などのトラブルにもキンライサーが瞬時に判断。

保険会社のように外部の人間が調査するわけではないので、トラブルへの対処が速やかに行われるという安心材料にもなっています

万が一の保険にも加入済み

キンライサー自体も1億円の「建築業総合保険」に加入済み。

万一、工事で事故が発生した場合も保険会社の補償を受けられるので、二重の安心システムになっています。

ポイント

対応力が高いのは当たり前。充実した保証制度によって、工事への不安は一切ありません。

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キンライサーの口コミが気になる方は、下記の記事で分かりやすくまとめましたので参考にしてください。

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またCMで話題のキンライサーと正直屋の2社の違いが気になる方は、下記の記事で徹底比較しておりますので参考にしてください。

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まとめ:エコウィルの発電停止について

【エコウィルの発電停止について】

エラー05Eは発電停止のサイン
エコウィルは発電停止後も給湯器として使える
・後継品は「エコジョーズ」か「エネファーム」
・エコウィルを交換するならエコジョーズがおすすめ
・エコジョーズへお得に交換するなら「キンライサー」がおすすめ

キュウタ

エコウィルは設置から10年が経つと、以後のメンテナンスは有償となります。

発電に魅力を感じるなら「エネファーム」ですが、トータルコストを安く抑えるなら「エコジョーズ」への交換が人気です。

そしてエコジョーズを安くお得に交換するなら、商品保証10年&工事保証10年の「キンライサー」が断然オススメです!

ぜひチェックしてください。

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今日の話は以上となります。

気になることがあったら、お問い合わせフォームよりいつでも質問してくださいね。

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この記事を書いた人

一部上場のガスメーカーに勤める30代営業マン。2児の父。これまでガス機器を10,000台以上販売。その経験を活かし、ブログで日常生活のタメになる情報を発信中。

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