【プロが解説】給湯器の交換を自分でDIYするのは可能なのか?

ガス機器を10年以上販売して生きているキュウタといいます。

キュウタ

今DIYが流行っていますね。

ちょっとした家具や家電の修理なら自分でやってしまう!という方も多いはず

お客様からよくこんなことを聞かれます。

ガス給湯器の交換は自分でやってもいいの!?

ショッピングサイトを見てみると、ガス給湯器は低価格で販売されています。工事が必要となりますが、自分で交換してもよいのか気になるところかと思います。

先に結論を言います。

無資格の人がガス給湯器の交換をするのは、法律違反ですので絶対にやめましょう。

この記事を書いた人【キュウタ】
キュウタ

<プロフィール>

一部上場のガスメーカーに勤める30代営業マン

10年以上給湯器とコンロを売り続けている

ガス機器を累計10,000台以上販売した副業ブロガー

プロフィールはコチラ/Twitterで情報発信中

この記事では、ガス給湯器の交換工事は自分でやってもよいのか?について詳しく解説していきます。

目次

ガス給湯器は自分で(DIYで)設置できない

冒頭でも言いましたが、無資格の人がガス給湯器の交換をすると法律違反になります。

ガス栓開閉などの作業は、専門資格を有するガス工事業者が行わなければなりません。

工事する給湯器にもよりますが、おもに下記の資格が必要となります。

【ガス給湯器交換に必要な資格】

・給水装置工事主任技術者
・液化石油ガス設備士
・特定ガス消費機器設置工事監督者
・ガス可とう管接続工事監督者
・ガス機器設置スペシャリスト

給湯器の工事は、水道とガス機器関連設置の有資格者が作業を行う必要があります。

キュウタ

たとえ自宅の給湯器の交換であっても資格がなければ法律違反です。

無資格者が給湯器交換工事を行った場合、電気工事士法違反で30万円以下の罰金もしくは1年以下の懲役が科せられます。また無資格でガス工事を行った場合には50万円以下の罰金が科せられます。

なお、一部のブログ記事などでは「取り付け作業だけは自分でできる」としている記事もありますが、万が一の重大事故を考えると推奨できません。

ずさんな工事は、あとあと大きな事故を引き起こしてしまう可能性があります。事故を避けるためにも、必ず専門業者に依頼してください。

ガス給湯器の工事内容

ガス給湯器を交換する場合のざっくりとした工事内容は次のような内容になります。

【ガス給湯器交換工事の流れ】

①電源コードの取り外しとガス栓の閉止(必要な場合はガスメーターの停止)

②給水、給湯、追い焚き、ガスの配管の取り外し

③既存給湯器の取り外し

④新しい給湯器の取り付け

⑤取り外した給水、給湯、追い焚き配管の接続

⑥リモコンの交換

⑦ガスホース交換とガス配管接続(ガス工事)

⑧試運転

キュウタ

いずれも専門的な技術や知識が必要となるため、必ず有資格者に行ってもらってください。

ガス工事以外は、自力で行えるとしている記事やユーチューブ動画も多く見受けられますが、実際は資格が必要な作業ばかりです。

給水や給湯の配管工事も「給水装置工事主任技術者」という国家資格が必要となります。ずさんな工事で公共の水道設備に影響を及ぼせば、莫大な賠償金を払うハメになります。

また「自分の家だからいいだろう」と無資格で工事を行い、ガス漏れなどが発生すれば、出火一酸化炭素中毒によりあなたの家族や周りの方々の命を危険にさらすことになりますので、絶対におすすめできません。

新規でガス給湯器を設置する場合は、新しく給水、給湯、追い焚き、電気、ガスを整備する必要があるためぜひ専門の業者へ依頼してください。

じゃあ給湯器はどこに発注すればいいの!?

給湯器はどこに発注すればよいか?

自分の家の給湯器が10年以上経過している場合はどこに発注したらいいのでしょうか?給湯器を発注する先は下記に分けられます。

給湯器の発注先①ガス会社

まずはガス会社です。今お使いのガスが都市ガスの方は都市ガス会社、プロパンの方はプロパンガス会社に問合せしてみてください。

ガス会社は地元で長年経営している会社が多いため、信頼度は一番と言えます。

ただしデメリットとして、大手の給湯器交換業者に比べると値段は高いです。

地元のガス会社はあくまで限られた地元エリアのガス供給をしている会社です。

大手の給湯器交換業者は全国規模で販売を行っている為、メーカーから特別単価で給湯器の仕入れを行なっており販売価格が非常に安いのが特徴です。

給湯器の発注先②給湯器交換専門会社

おすすめは、この給湯器交換の専門会社です。

ネットをたたけば、たくさんの給湯器交換専門会社のサイトが出てきますが、

その中でも個人的には「キンライサー」が断然おすすめです。

理由は下記3点です。

「キンライサーをおすすめする理由3点」

理由①:給湯器交換専門会社の中でも価格が圧倒的に安い

理由②:商品保証10年・工事保証10年がついており、設置後のアフターフォローもばっちり

理由③:全国工事対応している(離島はのぞく)

いたれりつくせりですね!

キュウタ

おまけに社内で独自に給湯器に関する施工研修を行っており、施工品質も非常に高いです。

給湯器は納期がかかっている状況なので、10年以上使っていて「ちょっとお湯の出が悪いな・・」と感じたら一度見積もりをとってみてください。

アフターフォローを重視しつつ安い給湯器がいいという場合には、給湯器交換専門会社「キンライサー」がおすすめです。

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ちなみにキンライサーの口コミ・評判については下記の記事でまとめておりますので、チェックしてみてください。

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給湯器の発注先③ホームセンター・家電量販店

ホームセンターや家電量販店でも給湯器の販売をしています。

ホームセンターや家電量販店の特徴は本体は安いですが、工事代はしっかりとした値段になっております。

価格的には、②の給湯器交換専門の会社の方が安くなります。

給湯器はどんどん値上がりしている

原料価格高騰のためリンナイ・ノーリツ・パロマ・パーパスなど大手給湯器メーカーが2022年4月〜7月のあいだに給湯器の定価が約7%値上がりしました。

キュウタ

給湯器の定価が約40万円としたら、約28,000円も値上がりしたのです!!

このまま原価高騰が続けば、第2弾、第3弾の値上げがいつきてもおかしくありません。

今後のガス給湯器メーカーのさらなる値上げの前に、早めの給湯器交換をおすすめします。

悪質な給湯器販売会社には注意!

給湯器が不足している状況の中で、うちには在庫がありますよ!すぐに設置できますよ!と言い、高額で給湯器を販売する会社がありますので注意しましょう。

既にネットオークションでは高値で取引されております。給湯器が壊れても慌てず信頼できるガス会社や大手の給湯器交換業者にお願いしましょう。

まとめ:無資格の人が給湯器の交換をするのは法律違反

【ガス給湯器の交換工事は自分でやってもよいか?】のまとめ

・ガス給湯器はDIYで(自分一人で)設置できない
・ガス給湯器の交換工事には国家資格が必要
・給湯器はどこに発注すればよいか?
→ 発注先①ガス会社
→ 発注先②給湯器交換専門会社
→ 発注先③ホームセンター・家電量販店
・給湯器はどんどん値上がりしている
・悪質な給湯器販売会社には注意!

ガス給湯器の交換工事は、専門の資格と技術が必要となります。

リスクやかかる時間・コストを十分に検討し、自分に合った選択肢を選ぶことでトラブルなくスムーズにガス給湯器を設置する事が出来ます。

何度も言いますがオススメは、

給湯器専門業者の「キンライサー」です!

キュウタ

見積・相談はもちろん無料で、さらにキンライサーは今ならもれなく3,000円OFFのキャンペーンも実施中です。

迷ったらまずはキンライサーから相談し、必要に応じて地元の業者から相見積をとるようにしましょう!

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今日の話は以上となります。

気になることがあったら、お問い合わせフォームよりいつでも質問してくださいね。

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この記事を書いた人

一部上場のガスメーカーに勤める30代営業マン。2児の父。これまでガス機器を10,000台以上販売。その経験を活かし、ブログで日常生活のタメになる情報を発信中。

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