ガス機器を10年以上販売して生きているキュウタといいます。
イーロとリッセってどう違うの?
見た目が似てるけど同じ商品なの?
ILO(イーロ)とLisse(リッセ)は見た目はよく似ていますが、機能的には全く違うコンロです。
ILO(イーロ)は天板カラー、フェイスカラーなどを自由にカスタマイズできるネット通販限定のリンナイ製コンロです。
結論からいうと、
総合的にはリッセが断然おすすめです。
コンロの色を自由に選びたいならイーロがおすすめです。
この結論に至った理由を含めて、両者の違い10点について詳しく解説していきます。
イーロとリッセの違い10点
ILO(イーロ) | Lisse(リッセ) | |
---|---|---|
天板の素材 | 強化ガラス | セランガラス |
天板カラー | 10色 | 4色 |
天板サイズ | 60cmのみ | 75cmと60cm |
イージークリーン | なし | あり |
スモークオフ | なし | あり |
グリルバーナー | 金属製 | セラミック製 |
グリルサイズ | 標準グリル | ワイドグリル |
ココットプレート | 別売 | 付属 |
排気口チリ受け | なし | あり |
メーカー保証 | 5年 | 1年 |
【ILO(イーロ)とLisse(リッセ)の比較表】
上記のように、イーロとリッセを比較すると多くの違いがあることが分かります。
では、一つずつ解説していきます。
①天板がセランガラスかどうか
リッセはドイツ・ショット社製のセランガラスを採用しています。
一般的な耐熱ガラスに比べ、熱や衝撃に大変強く、柄や質感も美しいガラストップです。
丈夫さとデザイン性重視の方にオススメ!
②天板カラーバリエーションが10色か4色か
天板カラーに関しては、イーロの方が圧倒的にバリエーションが多いです。
その組合せパターンはなんと60通り!
他社のコンロを見ても、ここまで自由に色が選べるコンロはありません。
「コンロをあなた好みの色にカスタマイズできる」
これがイーロの最大の特長です。
フェイスはステンレス1色、ゴトク&排気口はブラック1色です。
③天板サイズは60cmのみか75cmも選べるか
リッセの場合、天板サイズは75cmか60cmの好きな方を選ぶことができます。
個人的には75cm天板がおすすめです。
理由は、ゴトク同士の間隔が広がるためフライパンなどが当たりにくいからです。
今使っているコンロが60cm天板だけど、次は75cmのタイプにできるの?
全然大丈夫です。問題なく75cmタイプは入ります。
なので、今60cm天板のコンロでも天板の両サイドに障害物などがなければ、問題なく75cm天板は入ります。
④イージークリーンがあるかないか
リッセは標準でイージークリーンを搭載しています。
※イーロにはイージークリーンがついていません。
他メーカーが「汚れたあとの掃除のしやすさ」を追求する中、リッセは「そもそも汚れがつきにくい構造」を目指して開発されたわけです。
⑤スモークオフがあるかないか
スモークオフとは、グリル後方に搭載した専用バーナーで、調理時に発生するニオイや煙を焼き切る機能です。
調理用とは別で「グリル後方にもう一つバーナーが設置されている」ということです。
上記は、排気口から出る煙の量を撮影した写真です。同条件で比較実験を行った結果でスモークオフ搭載の方が煙の量が少ないことがわかります。
対面キッチンや気密性の高いマンションでも、ニオイや煙を気にせずお料理ができます!
⑥シュバンクバーナーかどうか(セラミック素材)
リッセのグリルは「シュバンクバーナー」と呼ばれるセラミック素材のバーナーを使っています。
イーロは金属製のバーナーなので、長年使っているとサビる可能性があります。
リッセのバーナーはセラミックで出来ているので、永久にサビることはありません。
ちなみに、グリルバーナーを金属以外の素材で作っているのはリンナイだけです。
他社のコンロは全て金属のグリルバーナーです。
リンナイのシュバンクバーナーは、焼き鳥屋さんの厨房などで使われる業務用と同じ800℃のバーナーが使われており、遠赤外線が多く含まれるいるため、非常に高火力です。
遠赤外線は、熱の浸透率が良く食材の内部温度上昇が早いため、中までしっかり焼けます。
⑦ワイドグリルか標準グリルか
リッセとイーロだとグリルの大きさが異なります。
・リッセ → 幅257mm×奥行334mm(ワイドグリル)
・イーロ → 幅232mm×奥行334mm(標準グリル)
ワイドグリルの場合、幅が約25mmほど大きくなっているのが分かります。
サンマでいうと、約1尾分です!
リッセならサンマを同時に4尾焼けますが、イーロだと最大3尾までしか焼けません。
⑧ココットプレート付属か別売か
「ココットプレート」とは、リンナイのグリル用調理ボックスのことで、グリル庫内の汚れを99.9%カットすることができます。
・リッセ :ココットプレート(ワイド用)付属
・イーロ :ココットプレート(標準用)別売
お手入れはココットプレートを洗うだけなので、焼き網と比べると後片付けの面倒がないのがうれしいポイントです。
ニオイも広がりにくいから、気軽にグリルのお料理を楽しめますよ!
グリルのサイズがリッセと違うので、イーロでは標準グリル用のココットプレートを購入してください!
他社の調理ボックスとの比較については、下記記事でまとめていますのでぜひ参考にしてください。
⑨排気口チリ受けがあるかないか
イーロの場合、排気口のチリ受けはついていません。
調理中に食材が落ちやすいところなので、チリ受けは便利ですね!
⑩メーカー保証5年か1年か
コンロの保証年数は、どこのメーカーでも基本1年です。
リッセの場合、通常の1年保証です。
ただし、ネットを見ると各ショップで独自に保険会社と提携して有料で延長保証サービスをしている店も数多くあります。
相場は5年延長保証で約4,000円ほどですので、今後のリスクを考えるとつけておく方が安心ですね。
下記に一例のリンクを貼っておきます。
まとめ:イーロとリッセの違い10点
①天板がセランガラス
②天板カラーは4色から選べる
③天板サイズは75cmと60cmから選べる
④イージークリーン
⑤スモークオフ
⑥シュバンクバーナー(セラミック素材)
⑦ワイドグリル
⑧ココットプレート付属
⑨排気口チリ受けあり
⑩メーカー保証1年
冒頭でも言いましたが、
総合的にはリッセが断然おすすめです。
コンロの色を自由に選びたいならイーロがおすすめです。
ちなみにリッセのことをもっと詳しく知りたいという方は、下記の記事がおすすめです。
今日の話は以上となります。
気になることがあったら、お問い合わせフォームよりいつでも質問してくださいね。