【徹底比較】リンナイのスペリアとリッセの違い6点とは?

ガス機器を10年以上販売して生きているキュウタといいます。

お客様からよくこんな質問をいただきます。

リンナイのスペリアとリッセって似てるけど、どう違うの?

リンナイの売れ筋商品のLisse(リッセ)Superia(スペリア)

キュウタ

スペリアはリッセより一つ下のグレードです。見た目は似ていますが、実は全然違います。

ちなみにこの2機種で迷っているなら、

断然 リッセ がオススメです。

リッセとスペリアは定価で約30,000円の金額差があり、両者には6つの違いがあります。

この記事を書いた人【キュウタ】
キュウタ

<プロフィール>

一部上場のガスメーカーに勤める30代営業マン

10年以上給湯器とコンロを売り続けている

ガス機器を累計10,000台以上販売した副業ブロガー

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その違いについて、プロの立場から徹底的に解説していきます。

目次

スペリアとリッセの違い6点

スクロールできます
Superia(スペリア)Lisse(リッセ)
ココットプレート別売付属
グリルのサイズ標準グリルワイドグリル
焼き網メッキ加工フッ素加工
イージークリーンなしあり
シュバンクバーナーなしあり
スモークオフなしあり
スペリアとリッセの比較表

こうやってみると、リッセの方が〇の数が圧倒的に多いことが分かります。

一つずつ解説していきます。

①ココットプレートが付属か別売か

ココットプレートとは、リンナイのグリル用調理ボックスのことで、グリル庫内の汚れを99.9%カットすることができます。

・リッセ  :ココットプレート付属
・スペリア :ココットプレート別売 

お手入れはココットプレートを洗うだけなので、焼き網と比べると後片付けの面倒がないのがうれしいポイント!

キュウタ

ニオイも広がりにくいから、気軽にグリルのお料理を楽しめますよ!

スペリアの場合、ココットプレートは別売となっているので注意が必要です。

ちなみに、他社の調理ボックスとの比較については、下記記事でまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

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②ワイドグリルか標準グリルか

リッセとスペリアだとグリルの大きさが異なります。

【焼き網サイズの比較】

・リッセ → 幅257mm×奥行334mm(ワイドグリル)

・スペリア → 幅232mm×奥行334mm(標準グリル)



ワイドグリルの場合、幅が約25mmほど大きくなっているのが分かります。

キュウタ

サンマでいうと、約1尾分です!

リッセならサンマを同時に4尾焼けますが、スペリアだと最大3尾までしか焼けません。

③焼き網がフッ素加工かメッキ加工か

リッセ フッ素加工の焼き網

リッセのグリル焼き網は汚れがつきにくいフッ素加工です。

ココットプレートがあると、焼き網の使用頻度は少なくなりますが、それでも汚れがつきにくい焼き網は魅力的です。

スペリア メッキ加工の焼き網

スペリアの焼き網は、一般的なシルバーのメッキ加工です。

リッセのフッ素加工のタイプに比べると、どうしても汚れはこびりつきやすくなります。

キュウタ

焼く前に油を塗るなどの対策が必要です。

④イージークリーンの有り無し

イージークリーンとは、ガラス天板の裏面にアルミパネルを装着して、バーナーまわりの熱を分散・放熱させて表面温度の上昇を抑える機能です

イージークリーンの有無

・ リッセ : イージークリーン搭載
・ スペリア : イージークリーンなし

従来型のガラストップに比べて、バーナーまわりの温度が69℃ダウン。 煮こぼれや油はねなどの汚れが焦げつきにくく、簡単なお手入れだけでキレイがキープできます。

ここでのポイントは、他メーカーの同グレード機種は「汚れたあとの掃除のしやすさ」を追求する中、リッセは「そもそも汚れがつきにくい構造」を目指して開発された点です。

キュウタ

どちらがよいかと言われれば、後者ですよね!

誰だってお掃除は手間ですから、汚れがつきにくいリッセはお手入れしやすい天板になっています。

⑤シュバンクバーナーの有り無し

リッセのグリルは「シュバンクバーナー」と呼ばれるセラミック素材のバーナーを使っています。

スペリアは金属製のバーナーなので、魚の塩分などが何度もバーナー部に付着し、長年高温で熱せられるとサビる可能性があります。

キュウタ

最悪の場合、グリルに穴が開いて修理に出さないと使えなくなります。

ただリッセの場合は、セラミックで出来ているので、長年使用してもサビることはありません。

セラミックは、歯医者さんや陶器など最近広く使われるようになった素材ですが、 簡単に言えば「石」です。金属ではないのでサビることはありません。

ちなみに、グリルバーナーを金属以外の素材で作っているのはリンナイの「リッセ」と「デリシア」だけです。

リンナイのシュバンクバーナーは、焼き鳥屋さんの厨房などで使われる業務用と同じ800℃のバーナーが使われており、遠赤外線が多く含まれているため、非常に高火力です。

キュウタ

遠赤外線は、熱の浸透率が良く食材の内部温度上昇が早いため、中までしっかり焼けます!

⑥スモークオフの有り無し

スモークオフとは、グリル後方に搭載した専用バーナーで、調理時に発生するニオイや煙を焼き切る機能です。

調理用とは別で「グリル後方にもう一つバーナーが設置されている」ということです。

スモークオフの有無

・ リッセ : スモークオフ搭載
・ スペリア : スモークオフなし

上記は、同条件で排気口から出る煙の量を撮影した写真です。

キュウタ

スモークオフ搭載の方が煙の量があきらかに少ないことがわかります。

従来型のグリルに比べて、煙は81%カット・ニオイは99%以上カットできます!

対面キッチンなどでリビングとの距離が近いご家庭や、気密性の高いマンションなどでも、ニオイや煙を気にせずお料理ができます!

まとめ:総合的にはリッセがオススメ!

【スペリアとリッセの違い6点】

①ココットプレートが付属か別売か
②ワイドグリルか標準グリルか
③焼き網がフッ素加工かメッキ加工か
④イージークリーンの有り無し
⑤シュバンクバーナーの有り無し
⑥スモークオフの有り無し

冒頭でも言いましたが、

総合的には断然リッセがオススメです

楽天市場を見ると、リッセとスペリアの価格差は約10,000円〜15,000円ほどです。

コンロは一度交換したら10年以上使い続ける商品です。1日約4円年間1,500円)の投資と思えば安い買い物です。

キュウタ

あとで後悔するより、先行投資して毎日満足するコンロを使う方が日々のお料理が楽しくなりますよ。

ぜひチェックしてください!

リッセの商品ページ

スペリアの商品ページ

今日の話は以上となります。

気になることがあったら、お問い合わせフォームよりいつでも質問してくださいね。

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この記事を書いた人

一部上場のガスメーカーに勤める30代営業マン。2児の父。これまでガス機器を10,000台以上販売。その経験を活かし、ブログで日常生活のタメになる情報を発信中。

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