【失敗しない】パロマのブリリオとリプラの違い5点とは?

ガス機器を10年以上販売して生きているキュウタといいます。

パロマの普及品コンロのBRilliO(ブリリオ)repla(リプラ)

何が違うのか全然分からない。。

どれも同じに見えるんだけど。。

キュウタ

こういった質問をよくいただきます。

結論から言うと、

魚の自動調理やガラストップを重視される方には、BRilliO(ブリリオ)がオススメです。

とにかく予算重視の方には、repla(リプラ)がオススメです。

この記事を書いた人【キュウタ】
キュウタ

<プロフィール>

一部上場のガスメーカーに勤める30代営業マン

10年以上給湯器とコンロを売り続けている

ガス機器を累計10,000台以上販売した副業ブロガー

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ブリリオとリプラは定価で約20,000円の金額差があり、両者には5つの違いがあります。

その違いについて、プロの立場から詳しく解説していきます。

目次

ブリリオとリプラの違い5点

スクロールできます
BRilliO(ブリリオ)repla(リプラ)
ラ・クックグラン付属別売
オートグリル機能ありなし
ガラストップありなし
チリ受け付属別売
レンジフード連動ありなし
ブリリオとリプラの比較表

①ラ・クックグランが付属か別売か

ブリリオとリプラにはラ・クックグランが付属か別売かの違いがあります。

・ブリリオ  → ラ・クックグラン付属
・リプラ   → ラ・クックグラン別売

ラ・クックグランとは、グリル庫内の油汚れを99.9%カットできるパロマの調理ボックスのことです。

特長:上部に開口スリットがないため、油はねを極限まで減らせます。

上部はしっかりとしたフタになっており、奥側に蒸気穴を設置することで油はねを防止できます。

キュウタ

蒸気を逃しながらも旨味を閉じ込めて焼き上げてくれます。

※注意:煮込み料理はできません

遠赤外線効果のイメージ(出典:Paloma)

ラ・クックグランは、内面の黒色セラミック塗装により、遠赤外線効果があります。

遠赤外線のメリット

熱の浸透スピードが早いので、送り込める熱量が多く食材内部の温度上昇が圧倒的に早くなります。

キュウタ

つまり表面に焼き目がつく頃には、中はしっかり焼けているということです。

かつ、食材に対して均一にまっすぐ飛ぶ性質を持つため、焼きムラが少ないのも遠赤外線の特徴です。

ちなみに他社は、ボックス側ではなく、グリルのバーナー側に遠赤外線効果を持たせています。

②オートグリルが使えるかどうか

オートグリル機能とは、お魚をタイマー設定なしで自動で焼いてくれる機能です。

グリル内部に温度センサーがついており、「姿焼き or 切り身 or 干物」「火加減 強 or 中 or 弱」を選んでもらうだけで、あとは勝手にお魚を焼いてくれます。

キュウタ

もちろん水無し両面焼きなので、ひっくり返す手間もありません!

オートグリルの有無

・ブリリオ →オートグリルあり
・リプラ  →オートグリルなし

※リプラも水無し両面焼きなので魚をひっくり返す手間はありませんが、オートグリルがないため、手動でタイマー設定をして調理する必要があります。

そしてブリリオには「ラ・クックオートメニュー」も搭載しています!

ラ・クックオートメニューとは、ラ・クックグランを使ってできるオート調理(タイマー設定なしでできる自動調理)のことです。

焼き網だけでなく「ラ・クックグラン」を使って魚を焼くときも、タイマー設定なしで庫内の温度を測りながら、オート調理することができます。

ブリリオの操作パネル

魚や肉は食卓に毎日のように登場する食材です。

キュウタ

調理する回数も多い分、ラ・クックでオート調理できる機能は強みですね!

③ガラストップが選べるかどうか

ハイパーガラスコートのイメージ

ブリリオもリプラも標準の天板は、ハイパーガラスコートトップです。

ハイパーガラスコートとは、ホーロー用鋼板に2層のガラスコートをかけた光沢感のある天板のことです。

キュウタ

重い物を落としても割れることなく、汚れもサッとふき取れるのが特徴です。

しかしあくまでも「ガラスコート」なので、光沢感やお手入れ性はガラストップに劣ります。

クリアガラストップの写真(シャインシルバー天板)

ブリリオなら、シャインシルバー色のクリアガラストップを選ぶことができます!

美しい高級感のあるクリアガラストップは、ガラスを熱処理した結晶化ガラスを採用。

キュウタ

美しい天板をずっとキープしたいなら、ガラストップがオススメです。

ガラストップは割れないのか?

ガラストップのイメージ写真

ガラストップって割れたりしないの!?

キュウタ

強化ガラスなのでほぼ割れることはありません。胸の高さから鉄球を落としても割れないようにできています。

ただしガラス天板の性質上、1点に強い衝撃が加わると割れます

【ガラス天板が割れる事例】

① 吊戸棚から重い鍋を落とした

② レンジフードの掃除をするためにコンロの上に乗った

天板割れの対策として、

「重い鍋はキッチン下の収納に入れる」

「レンジフード掃除のときにコンロの上には絶対乗らない」

といったことを徹底すれば、まず割れることはありません。

どうしても不安な方は、割れる心配のないハイパーガラスコートの天板を選んでください。

④チリ受けが付属か別売か

チリ受けとは、コンロ天板の奥の排気口部に取り付ける落下物ガードのことです。

・ブリリオ →チリ受け付属
・リプラ  →チリ受け別売

コンロ奥の網状のプレートを外すと、グリル用の排気口が出てきますが、実はこの排気口の周りには広い空間があいています。

パロマ製のコンロの場合、チリ受けがなくても「グリル排気口周囲カバー」があるので、食材カスが排気口のまわりに落ちてもカバーの上にたまっていきます。

ただしこの「グリル排気口周囲カバー」は簡単に取り外しはできないので、フキンでゴシゴシ拭いてお手入れしないといけません。

ここに「チリ受け」があれば、食材カスや油はねなどの汚れも取り外して簡単にお手入れすることができます

キュウタ

長くキレイに使うなら、絶対にほしいアイテムですね!

⑤レンジフード連動機能の有り無し

ブリリオはレンジフード連動機能がついています。リプラにはついていません。

レンジフード連動機能は、あって損はない機能です。

メリットとしては下記2点です。

①コンロのスイッチを押すと、自動でフードがONになる
②コンロのスイッチを切ると、自動でフードに3〜5分の切タイマーが設定され、設定時間が経つと勝手にOFFになる

コンロで火を使うときには勝手にレンジフードが動きますし、レンジフードの消し忘れを防止することもできます。

もし連動にされる場合は、コンロは「レンジフード連動あり」、レンジフードは「コンロ連動あり」の機種を選ばないといけないのでご注意くださいね。

まとめ

【ブリリオとリプラの違い5点】

①ラ・クックグラン付属か別売か
②オートグリルが使えるかどうか
③ガラストップが選べるかどうか
④チリ受けの有り無し
⑤レンジフード連動機能の有り無し

キュウタ

楽天を見ると、ブリリオとリプラの販売価格は約20,000円の差があります。

リプラはラ・クックグランが別売なので、リプラ+ラ・クックグランの価格とブリリオの価格差でいけば約12,000円ほどです

大事なことなので何度も言いますが、

魚の自動調理やガラストップを重視される方には、ブリリオ がオススメです。

とにかく予算重視の方には、リプラ がオススメです。

今日の話は以上となります。

気になることがあったら、お問い合わせフォームよりいつでも質問してくださいね。

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この記事を書いた人

一部上場のガスメーカーに勤める30代営業マン。2児の父。これまでガス機器を10,000台以上販売。その経験を活かし、ブログで日常生活のタメになる情報を発信中。

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