【都市ガス1回約40円】乾太くんのランニングコストを徹底解説!




 

ガス機器を10年以上販売して生きているキュウタといいます。

 

乾太くんって人気みたいだけど、結構ガス代高いんじゃないの?

と、お客さんからよく質問をいただきます。

 

実はそれほど高くありません。

 

仕組みとしては、ガスで熱をつくって温風を出しているだけです。

 

最近の機種は除菌機能や、消臭運転など、機能がどんどん増えてきましたが、そもそもの構造としてはすごくシンプルです。

 

なので、必要以上にガスは消費しませんので、具体的な金額でどのくらいかかるのか見ていきましょう。

 




目次

プロパンガスの場合(カタログ値)

プロパンボンベの画像(出典:楽天)

 

プロパンガス(LPG)の料金は、ガス会社によってかなり差があります。

 

なので、今回はリンナイのカタログ値である5.1円/MJで計算します。

 

それでいくと、乾燥コストは5kgで1回63円、8kgで1回102円。

 

5kgで仮に1ヶ月毎日使っても約1,950円と経済的です。

 

ここにガスの基本料金が1,000円〜2,000円ほどプラスでかかりますので、1ヶ月のガス代合計は約3,000円〜4,000円ほどです。

 

毎日コインランドリーに行くことを思えば、割安と言えますね。

 

都市ガスの場合(東京ガス料金)

都市ガスタンクの画像(出典:日高都市ガス)

 

東京ガスの料金を元に試算してみます。

 

都市ガス(㎥):150円/㎥、1㎥=46MJ=10,986kcalなので、

 

ガス料金は3.3円/MJとなります。

 

この数値で計算すると、乾太くんの乾燥コストは5kgで1回約40円、8kgで1回約66円です。

 

 

5kgで仮に1ヶ月毎日使っても約1,240円です。

 

基本料金が1,000円〜2,000円ほどプラスでかかっても、1ヶ月のガス代合計は約2,200円〜3,200円ほどです。

 

プロパンと都市ガスを比べると、都市ガスの方が2割〜3割ほど安いというのが分かります。

 

ドラム式洗濯乾燥機の場合

パナソニックのドラム式洗濯乾燥機(出典:価格.com)

 

我が家で使っているドラム式の洗濯機(乾燥機能付き)を元に計算します。

 

パナソニックの7kgヒートポンプ乾燥タイプのドラム式洗濯乾燥機です。

 

パナソニックの中では売れ筋の機種です。

 

標準乾燥モードで使用した場合、

 

1時間あたり0.6kWh×乾燥約3時間×電気代単価22円とすると、

 

1回にかかる乾燥コストは約40円ですね。

 

乾太くんを都市ガスで利用する時のコストとほぼ同額です。

 

コストが同額であれば乾燥時間が3分の1で済む乾太くんの方が使い勝手はよいと言えます。

 

それとドラム式の場合、洗濯と乾燥を1台で行うため、構造的にホコリ詰まりを防ぐことができないです。

 

ドラム式洗濯機と乾太くんの構造の違いについては、別記事でまとめましたので下記をチェックしてください。

 

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電気式浴室暖房乾燥機の場合

電気式浴室乾燥機の画像(出典:MAX)

 

マックス(株)の売れ筋の100V電気式浴室乾燥機を元に計算します。

 

乾燥「強」運転で使用した場合、

 

1時間あたり1.2kWh×乾燥約3時間×電気代単価22円とすると、

 

1回にかかる乾燥コストは約80円です。

 

ドラム式の乾燥機に比べると約2倍のコストがかかります。

 

乾燥で温める空間が広い分、ランニングコストはかかります。

 

一方で、ハンガーにかけて干すので服がシワになりにくいというメリットがあります。

 

まとめ

【乾太くんのランニングコスト】
・プロパンなら5kgで1回約63円
・都市ガスなら5kgで1回約40円
・ドラム式洗濯機の乾燥機能の場合、1回約40円
・(電気式)浴室暖房乾燥機の場合、1回約80円

 

 

乾太くんは電気式の乾燥機と比べると、乾燥時間によるメリットが大きい満足度の高い商品ということが分かります。

 

ぜひチェックしてみてください!

 

乾太くんの商品ページ

 

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今日の話は以上となります。

 

気になることがあったらいつでも質問してくださいね。

 

 




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この記事を書いた人

一部上場のガスメーカーに勤める30代営業マン。2児の父。これまでガス機器を10,000台以上販売。その経験を活かし、ブログで日常生活のタメになる情報を発信中。

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