「乾太くん」オール電化でも設置できます!ポイントを解説!




 

ガス機器を10年以上販売して生きているキュウタといいます。

 

 

うちはオール電化だけど、乾太くんって取り付けできるの?

 

これは本当に多くのお客さんから問い合わせをいただきます。

 

先に結論を言いますが、

オール電化住宅でも、乾太くんの設置は可能です。

 

オール電化住宅の場合、「オール電化向け料金プラン(深夜割引ありタイプ)」で電気の契約をしていると思いますが、今はほとんどの電力会社で乾太くんの設置であれば、そのままの料金プランでいけます。

 

オール電化の料金プランを適用する条件として、「電気温水器(エコキュート)の設置」を条件にしている電力会社が多いため乾太くんを設置するかどうかは関係ないということです。

 

私の管轄の九州電力では、オール電化住宅に乾太くんを設置しても、オール電化向けプラン(電化でナイト)で契約できます。

 

現在は、昔ほど「オール電化向けプラン」の契約が厳しくないようですね。

 

※ただし、電力会社によっては個別の条件を設けている場合もあるので、オール電化住宅で乾太くんの設置を検討しているのであれば、詳しい料金プランをお使いの電力会社にご確認ください。

 




目次

プロパンガスの場合

プロパンボンベの画像(出典:楽天)

 

プロパンの場合、ボンベを空きスペースに置き、そこからガス配管の工事をするだけなのでガス工事は容易にできます。

 

現在オール電化住宅で、後付けで乾太くんをつけたいという方の多くが導入コストを重視してプロパンガスを選んでいます

 

プロパンガスは都市ガスより料金単価は確かに高いですが、ガス機器が乾太くんだけであればそこまでガス料金はかかりません。

 

カタログ値でいくと、乾燥コストは5kgで1回63円、仮に1ヶ月毎日使っても約1,950円です。

 

そこにガスの基本料金が1,000円〜2,000円ほどかかると考えると、1ヶ月のガス代合計は約3,000円〜4,000円ほどです。

 

毎日コインランドリーに行くことを思えば、割安といえます。

 

都市ガスの場合

都市ガスタンクの画像(出典:日高都市ガス)

 

都市ガスとは、液化天然ガス(LNG)のことで、地上もしくは地下に埋まっている都市ガス用のタンクから各家庭にガス配管を引っ張って、広域に供給・販売されているガスのことをいいます。

 

サイトによっては「オール電化住宅に、都市ガスでの乾太くん設置はできない」と書いてる記事もありますが、

 

それは間違いです。

 

正確には「都市ガスでも設置できるが、設置費用が高額になる」というのが正確な表現です。

 

なぜなら、都市ガスの場合はガス配管を通す工事が高額になりがちだからです。

 

エリア的に都市ガスが通っていないなら、そもそもプロパンしか選択肢がありません。

 

ただ、お隣の家まで都市ガスがきているといった状況であればガス配管が安く引き込める可能性があります。

 

都市ガス料金とプロパン料金を比べると、供給戸数の違いで、都市ガスよりプロパンガスの料金の方が一般的に1.5倍〜2倍ほど高くなります

 

できたら都市ガスにしたいところですが、都市ガスの引き込み工事は、最寄りの地中に埋まっているガス配管を引っ張ってこないといけないため、状況にもよりますが、10万円以上かかる場合もあります。

 

乾太くんの設置画像(出典:Rinnai)

 

しかしながら、ガス会社からすればオール電化住宅は新規顧客となります。

 

ガス会社にもノルマがあるので、今までガス消費がゼロの世帯に、新規でガス契約が取れるなら多少の値引き交渉はきくことが多いです。

 

他のガス業者と相見積もりをとって、値段をつきつけてみましょう。

 

他社に取られるくらいなら、値引きしてでもガス顧客を1件増やしたいと思うのが営業マンですので。

 

都市ガスが引けるかどうか、詳しくは最寄りのガス会社にお問合せください。

 

ちなみに都市ガスのランニングコストは、1ヶ月で約2,200円~3,200円ほどが相場です。

 

別記事で「ドラム式乾燥機」や「浴室暖房乾燥機」とコストを比較してみたので、気になる方は下記をチェックしてください。

 

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電気式乾燥機という選択肢

パナソニック電気式衣類乾燥機の画像(出典:楽天)

 

今乾燥機がなくて困っているのであれば、わざわざガスを引っ張るより「電気式の衣類乾燥機」を導入するのも一つの手です。

 

すでにドラム式の乾燥機付き洗濯機をお持ちで、「容量が足りない」とか「2〜3時間かかる乾燥を2回もまわすのが苦痛」といったことであれば、サブ乾燥機という意味でも簡単に導入できる電気式の衣類乾燥機で安く抑えるのは選択肢の一つとしてアリだと思います。

 

乾太くんほど乾燥時間は早くないですが、メリットとしてコンセントがあれば設置できます

 

ただし、乾太くんでいう排湿筒の代わりになるものとして、「排水ホース」を流す場所が必要になります。

 

一番多いのが、自宅の洗濯機と同一のメーカーの衣類乾燥機を購入し設置する方法です。

 

この場合、メーカー側が組み合わせて設置することを想定して設計されています。

 

 

直付けスタンドの画像(出典:楽天)

 

そのため洗濯機の後ろに「直付けスタンド」と呼ばれる金具を設置して、その上に衣類乾燥機を設置することができます。

 

衣類乾燥機の排水ホースを洗濯機の上部に挿入する所があり、洗濯機の排水と同時に衣類乾燥機の排水もしてくれるので、見た目もキレイです。

 

排水ホースの画像(出典:Yahoo!)

 

 

乾燥機があれば洗濯物を干す手間がなくなりますし、いちいち部屋を移動して洗濯物を取り込むストレスから解放されます。

 

一度この生活を経験したらやめられなくなりますよ。

 

まとめ

オール電化住宅でも乾太くんの設置は可能
・プロパンの場合、導入コストが安い
・都市ガスの場合、導入できるか最寄りのガス会社に問合せが必要 
サブ乾燥機としてなら電気式の衣類乾燥機もあり

 

 

上記のように、乾太くんはガス会社に相談して導入コストをおさえれば、大変満足度の高い商品です。

 

ぜひチェックしてみてください!

 

乾太くんの商品ページ

 

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今日の話は以上となります。

 

気になることがあったらいつでも質問してくださいね。

 




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この記事を書いた人

一部上場のガスメーカーに勤める30代営業マン。2児の父。これまでガス機器を10,000台以上販売。その経験を活かし、ブログで日常生活のタメになる情報を発信中。

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