ガス機器を10年以上販売して生きているキュウタといいます。
レンジフードは毎日使う必須アイテム。長年使っていると汚れが目立ってきて、レンジフードの交換を検討される方もいらっしゃると思います。
そんな方におすすめしたいのが、富士工業のオイルスマッシャーです!
これは「レンジフードのファンは汚れる」という常識をくつがえす商品です。
10年間ファンのお掃除が不要!基本洗うのはディスクとオイルトレーだけです。
ではそんなオイルスマッシャーのメリット、デメリットについて解説していきます。
富士工業とは?
富士工業は、全国的にみても高いシェアを持つレンジフード専業メーカーです。
リンナイやリクシルにも商品を卸(おろ)していて、レンジフードの単品販売はAirPRO(エアプロ)というブランドでガス会社へ卸(おろ)してしています。
その高い品質とマーケットシェアを持つ富士工業と、イタリアのエリカ社の二社によって誕生したハイクラスのレンジフードブランド「アリアフィーナ」も展開しています。
オイルスマッシャーのメリット
・10年間ファンのお手入れ不要
独自の「オイルスマッシャー」機能により、ファンとレンジフード内部への油の侵入をブロック。ファンとレンジフード内部のお掃除が不要で、お手入れにかかる時間を大幅に削減します。
ファンに付着する油は従来製品の約10分の1なので、10年間ファンのお手入れがいらないという夢のような商品です。
その秘密は高速回転するディスク。レンジフードの入り口にディスクを設置し、油をしっかりキャッチしてくれます。ディスクで回収した油はオイルガードにたまっていきます。
ディスクとオイルガードのお掃除のタイミングは、お手入れランプでお知らせ。約3ヶ月に1回程度の間隔でお手入れランプが点灯するので、お掃除のし忘れも防止してくれます。
すみずみまでお手入れのしやすさに配慮されています!
・DCモーターで消費電力を抑え効率よく運転
DCモーターとは、消費電力を抑え効率よく運転する直流モーターです。DCモーターとマイコン制御によって、排気ダクトの長さや天候等、レンジフードの設置環境に左右されない安定した吸込み風力を実現しています。
また「風量おまかせ運転」というエコ運転機能を搭載。レンジフードが調理状況を温度センサーで検知し、3段階の風量レベルを自動でコントロールできます。
油煙が発生しやすい高温調理を検知したときは、強運転でしっかりキャッチ。油煙が少ない低温調理を検知したときは、弱運転で静かに油煙を吸ってくれます。必要以上に風量をあげないので、強運転と比較して消費電力は50%削減できます!
・親水系コートでお手入れ簡単
水で油を浮かす、サッと水洗いできる親水系コートがほどこされています。
機器表面と油汚れの間に水が入り込み、油を浮き上がらせるので、がんこな汚れも簡単にお手入れができます。
オイルスマッシャーのデメリット
・風量「強」にした時の音が少し気になる
通常のレンジフードはモーターを動かしてファンを回転させるだけですが、オイルスマッシャーの場合、ファンだけでなくディスクも回転させます。
カタログ上の騒音値は風量「強」で47dBのため、富士工業の一般機種と比べても同数値なのですが、実際の使用音を聞くと「少し音が気になるかなー」程度です。
正直どんなレンジフードフードでも「強」で使えば、多かれ少なかれ音はうるさいので、大きなデメリットではないかと思います。
※弱や中の音は特に気になりません。
・商品代が他機種に比べ高額
これだけの優れた機能がついた機種です。やはり商品代は他機種に比べ高額になってきます。
仮に75cmタイプで、楽天ショッピングの金額(2021年12月時点)を下記に記載します。
【富士工業】
・OGRシリーズ(オイルスマッシャー):約135,000円前後
・XGRシリーズ:約120,000円前後
・LGRシリーズ:約82,000円前後
【ノーリツ】
・NFG7S23シリーズ(クララタッチ):約110,000円前後
・NFG7S22シリーズ(クララ):約73,000円前後
10万円以下の商品でも基本機能はそなわっているので、しいていえばその価格がデメリットと言えます。
ただし、オイルスマッシャーには10年間ファンのお手入れが不要という圧倒的魅力があり、135,000円前後であればワングレード下のXGRシリーズとの価格差も15,000円程度なので、コストパフォーマンスはよいと感じます。
まとめ
【オイルスマッシャーのメリット】
・10年間ファンのお手入れ不要
・DCモーターで消費電力を抑え効率よく運転
・親水系コートでお手入れ簡単
【オイルスマッシャーのデメリット】
・風量「強」にした時の音が少し気になる
・商品代が他機種に比べ高額
オイルスマッシャーの商品リンク
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