電池が液漏れしたので、掃除して修理してみた

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住宅設備を10年以上販売して生きているキュウタといいます。

 

電池を長期間電池ケースに入れっぱなしにしていたら、液漏れしてしまった。。

もうあきらめるしかないの?

 

そんなお問い合わせをよくお客様からいただきます。

 

機器の使用年数にもよりますが、掃除して何とかなる場合もあります。

 

今回、自宅で使っているディズニーのからくり時計の電池が液漏れしてしまい、それを修理してみたので、「なぜ電池は液漏れするのか?」「修理の方法」についてまとめました。

 




目次

電池の液漏れの主な原因は「過放電」

液漏れの原因は、高温多湿長期保管(自然放電)、逆接(プラスマイナスを間違える)などいろいろありますが、圧倒的に多いのが「過放電」です。

 

過放電された電池は、電池内部でガスが発生します。大量のガスが発生し、電池内部の圧力が上昇すると電池が破裂する危険な状態になります。

 

なので電池が破裂することが無いよう、規定の圧力を超えると弁(ガスケット)が作動し、ガスを外部に放出します。その際に電解液が一緒に外部に放出され、液漏れとなります。

 

これは最新式の電池であっても、長期間使用すると液漏れが発生してしまいます。

 

なので、使わない電池は一旦取り外しておくか定期的に交換するのが液漏れしない対策としては一番よいと言えます。

 

 

白い粉の正体

 

電池を交換をしようと電池ケースを開けたら、白い粉がベットリとついているという経験をされた方も多いと思います。

 

 

アルカリ乾電池なら、この白い粉は水酸化カリウムという劇物です。

 

強アルカリ性で、タンパク質に強い腐食性があるので手で触れるとただれます。

 

この白い粉が目に入ったり、肌についたりした場合は失明や化学やけどの危険性があります。液漏れした液には直接触れないようご注意ください。

 

電池の弁(ガスケット)は基本マイナス極側にありますので、液漏れして白くなっているのは大体コイルバネがあるマイナス極側となります。

 

 

掃除して修理してみた

出典:SEIKO

 

今回はディズニーのからくり時計を修理しました。

 

6年ほど前に、結婚したタイミングで妻と一緒に選んだもので当時5万円ほどしたと思います。

 

1時とか2時といった、長針が「12」を指すときにディズニーの名曲とともにからくり時計が動き出す仕組みです。

 

出典:SEIKO

 

めちゃくちゃ気に入っていたので、メーカーに修理に出そうと問い合わせたら、

 

修理代は最低でも1万円以上はします。詳細はものを見てみないと分かりません。

という回答でした。

 

1万円は大金です。自分で直せるものなら直してみよう!と思い、分解してみました。

 

白くなった電池ケースは水でしっかり洗うのがおすすめ

やはり液漏れによってダメージを受けているのはマイナス極の電極でした。

 

基盤に電池等(コイン電池とか)がついていなければ、水道水でジャバジャバ洗うのがおすすめです。

 

電極がサビなどで腐食していなければ、電池接触部を紙やすりで磨いて電気が通るようにしてあげれば大丈夫です。

 

ちなみに、水洗いで基盤が濡れている場合はしっかり乾燥させてください。その状態で電池を投入するとショートして、最悪もう使えなくなります。

 

今回、電解液による腐食で電極がダメになっていたので、針金で同様の電極を作成しました。

 

作成した電極を設置するには、一旦配線を切断してもう一度つなぎ直さないといけないため、ここでハンダづけが必要になります

 

ただ、この分野は専門ではないため、ハンダごてなど持っているはずもなく、ネットで調べました。

 

ハンダごてがない場合は、針金とコンロの火で代用できる

 

今回は、針金をコンロの火であぶってハンダごての代用品として使いました

 

火であぶっている間に針金が熱くなるので、直接持つよりは、上記写真のようにライターなどの小物にテープでまいて固定するのがおすすめです。

 

※外出先であれば、ライターの火であぶって作業することも可能です。

 

 

ハンダづけは中学校ぶりでしたが、それなりの仕上がりでハンダづけできました。配線が動くと作業しにくいため、テープで固定すると作業しやすかったです。

 

 

 

電池ケースを元の位置に戻し、新しい電池をセット。

 

無事、今まで通り動くようになりました!

 

 

 

【修理結果】

作業時間: 約1時間30分
費用: 針金300円+ハンダ100円=合計約400円   

 

メーカーに修理に出すことを思えば、費用を1割以下におさえることができました!

 

 

まとめ

・電池の液漏れの主な原因は過放電
・水酸化カリウムで白くなった電池ケースは水でしっかり洗うのがおすすめ
・電池ケースの電極部分が腐食している場合は、針金で代用しハンダづけする
・ハンダごてがない場合は、針金コンロの火で代用できる

 

商品の仕組みを理解し、正しく処置しないと状態が悪化する場合もありますので、ご自分で修理される際にはご注意ください。

 

 

ディズニーのからくり時計の商品ページ 


 

ちなみに、ディズニーのからくり時計は、電池交換のサインとして「秒針が止まる」という機能がついており(短針や長針は普通に動く)、数週間前から秒針が止まっていたのですが無視して使い続けておりました。。

 

商品は正しく使わないとダメですね!

 

では今日の話は以上となります。

 

気になることがあったら、いつでも質問してくださいね。

 




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この記事を書いた人

一部上場のガスメーカーに勤める30代営業マン。2児の父。これまでガス機器を10,000台以上販売。その経験を活かし、ブログで日常生活のタメになる情報を発信中。

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