こんにちは、キュウタです。
【今ガス給湯器を交換するなら「エコジョーズ」!そのメリットとは?】についてお話していきます。
この記事を見て頂いている方は少なからず給湯器に不具合が生じている方だと思います。代表的な症状を記すと、、
- 温度設定を上げても、熱いお湯が出ない
- そもそもお湯が出ない(水しか出ない)
- お湯はりボタンを押しても反応しない
- お湯はりはできるけど、シャワーのお湯が出ない
といったところでしょうか。
じゃあそんな時、修理依頼すべきか、交換すべきかで非常に悩まれると思います。どちらを選ぶかで依頼先が変わることが多いですからね。
私自身が販売してきた中での経験もふまえて先に結論をお伝えしますが、給湯器を10年以上使っているなら交換をオススメします。
給湯器を10年以上使っているなら交換をオススメする理由
理由は3点あります。
①給湯器メーカーの修理部品の保有期間は、基本製品廃止後10年だから
修理依頼してサービスマンの方に来てもらっても「もう部品とれませんねー」と言われて、無駄に出張費だけ3000円〜5000円ほど請求されます。
もったいないですよね。
②今悪い所を直しても、すぐに違う所が悪くなる可能性があるから
仮に今回メーカーへ修理依頼してたまたま部品がとれたとしましょう。例えば、水量サーボ(お湯と水をミキシングさせる部材)の交換だけで済んだとすれば、部品代が約3,500円、出張費3,000円、工賃5,500円くらいが相場なので合計約12,000円といったところです。
「このくらいの出費でお湯が出るようになったなら良かった。。」と思うかもしれません。でも、数週間後に違う部品が悪くなる可能性は十分にあるのです。例えば電装基盤の交換となれば、部品代・工賃含め40,000円~50,000円はくだらないでしょう。
そうなったときに、「最初から交換で進めておけばよかった。。」というお客様を私は何人も見てきました。。ちなみにメーカーが定めている設計標準使用期間は10年です。
③10年前と比べると高効率の良い商品がたくさん出ているから
今従来型の商品をお使いの方は「エコジョーズ」タイプの給湯器に交換されることをオススメします。
エコジョーズとは高効率型のガス給湯器を指します。従来型給湯器の熱効率80%に対して、エコジョーズの熱効率は95%まで上がっています。
分かりやすく言うと、従来型は今までガスを100消費しているのに、お湯に変えれているのは80だけで、残りの20は無駄な排気熱(約200℃)として捨ててしまっていました。
エコジョーズはこれまで無駄に捨ててしまっていた排気熱を再回収して、お湯を温め直すのに利用しています。そのため、ガスを100消費するとしたら、95はお湯に変えれており、無駄に捨てているのは5だけということになります(排気熱 約50〜60℃)。
それだけ効率がよいので、一般的な家族構成であれば、年間のガス代が約10,000円〜15,000円ほどおトクになります。
メーカーのカタログを見るとエコジョーズと従来型の定価差は35,000円〜40,000円くらいです。実際の販売価格で言えば、20,000円〜30,000円の初期費用の差ということになりますので、年間のガス代メリットを考えれば断然エコジョーズがおトクですよね。
今日のまとめ
「10年以上給湯器を使っているなら、修理より交換がオススメ」
理由は3点
①メーカーの修理部品の保有期間は基本10年だから。
②今悪い所を直しても、すぐに違う所が悪くなる可能性があるから。
③10年前と比べると高効率な良い商品がたくさん出ているから。
以上、ご参考になればと思います。