電気代の節約法3ステップ【乾燥機の電気代には要注意】




電気代の節約に悩む、キュウタと言います。

実は、直近の1ヶ月の電気代が15,000円を超えました。。
(4人家族、エアコン使ってない時期)

 

先に結論を言うと、除湿機(乾燥機能)が原因でした。

 

調べていくと、電気を使って熱を発生させる、暖房機や乾燥機などはかなり電気を消費することが分かりました。

 

今回はその経験もふまえた「電気代の節約方法」についてまとめてみました。




目次

電気代の節約法3ステップ

【1.自宅の電気使用量を分析】

電気の検針票・使用量を見る

まずは我が家のケースを参考に見ていきましょう。

【キュウタ家の基本情報】

住居:戸建賃貸(築20年)
家族構成:私・妻・4歳と2歳の子ども の4人暮らし
ガスと電気の併用住宅:コンロと給湯器はガス

【キュウタ家の電気代】

期間:5月13日〜6月9日まで(6月10日検針分)

基本料金: 1,485円
電力量料金: 12,557円(582kWh)
再エネ賦課金: 1,955円

電気代請求合計: 15,997円

 

いや、めっちゃ高い!
この請求がきて、びっくりしました笑

※ちなみに「再エネ賦課金(ふかきん)」とは、太陽光発電等の再生可能エネルギーを普及させていくために国が電気を使う全てのユーザーから徴収している料金のことです。

※1kWhあたり3.36円徴収されています。

 

家電の消費電力を知る

まずは、ご自宅の家電機器の「定格消費電力」をご確認ください。

たいてい家電の表面にシールが貼られており、そこに記載されております。

参考:キュウタ家のリビングのエアコン(23畳用)

 

※もしシールがなく品番しか見当たらない場合は、家電の品番をネット検索してみると、すぐ確認できます。上記の場合でしたら「MSZ-EM71E2S-W 消費電力」で検索したらすぐヒットします。

※ちなみに写真の「電動機の定格消費電力」は今回関係ありません。単にコンプレッサーモーターの大きさを示しているだけです。

コンプレッサーとモーターを別々にして、モーターだけの能力を数値化すると、1.95kWのモーターを使っています・・ということです。あくまでも「定格消費電力」を見てください。

定格消費電力は1時間あたりの消費電力です。

ちなみに1000Wh(ワットアウア)=1kWh(キロワットアウア)です。

なので1か月に使用する家電の総消費電力は

「定格消費電力×使用時間×日数」で求められます。

【キュウタ家の電気代の分析】

TV         24.48kWh(定格消費電力0.102kWh×8時間×30日)
炊飯器       36kWh(1.2kWh×1時間×30日)
食器乾燥機     6.6kWh(0.22kWh×1時間×30日)
電子レンジ      6kWh(商品記載の年間消費電力から算出)
冷蔵庫       15kWh(商品記載の年間消費電力から算出)
ウォーターサーバー 約34.2kWh(0.57kWh×2時間×30日)
除湿機       424.8kWh(衣類乾燥速乾0.59kWh×24時間×30日)
トースター     1.3kWh(商品記載の年間消費電力から算出)
洗濯機(乾燥なし) 4.2kWh(0.07kWh×2回×30日)

その他(照明・携帯充電・給湯器等) 30kWh

合計   582kWh でつじつまが合うかなと思います。

 

【注意】
定格消費電力に関して注意点です。

例えばエアコンは冷房運転に入ってる時は、キュウタ家の場合2.6kWh電気を消費しているわけですが、部屋の温度が設定温度になれば一旦冷風は止まりますよね?

止まってる間はほとんど電力消費していません。なので8時間エアコンをつけっぱなしにしていたとしても、計算上は「×8時間ではなく、5~6時間くらいで計算する」とリアルな数値になると思います。

ウォーターサーバーや炊飯器もそうです。冷水を作っている間や、ご飯を炊いている間はグッと電力消費がかかる訳ですが、一旦できてしまえば、あとは保冷、保温の動きになるので、大した電力は消費しません。

電気使用量の多い家電を分析する

出典:Amazon

キュウタの家でいけば、明らかに「除湿機」が原因ですね。。

単価を1kWh当たり22円として計算すると、
除湿機の電気代だけで約9,000円以上も使っていることが発覚!

元々乾燥はドラム式洗濯機の乾燥機能でやっていました。

当初は毎日洗濯機で乾燥を使っていたのですが、
使用2~3年でエラーが出て、ホコリが溜まってるとのことでした(ちなみにホコリの排出ユニットは毎日掃除してました)。

業者さんを呼んで、洗濯機を1週間くらい清掃のために修理に出して、3〜4万円とられました。。

知り合いの業者さんいわく、ドラム式は毎日ホコリを取っていても、構造上、内部でホコリが蓄積されていくようです。だから「何年かに1回業者さんにクリーニングしてもらわないと乾燥能力も落ちるし、早く壊れるよ!」と言われました。

その為、洗濯機での乾燥を極力控えたいとの思いから除湿機購入に至りました。

購入したのが冬だったこともあり、「外干ししても乾かない」という理由から、ほぼ毎日24時間フル稼働で除湿器による部屋干しを行っておりました。

次の日には間違いなく乾いているというのが嬉しかったですねー。

ただ電気代が高すぎる。。

 

【2.家電の使用時間を減らせないか検討】

キュウタ家での取り組みもふまえて説明します。

ここで重要なことは、「消費電力の大きい家電から順に使用時間を減らせないか、他で置き換えができないか考える」ということです。

【ケース1】除湿機の電気代が高い場合

解決策:外干しをメインにして、乾かない分だけ除湿機や洗濯機の乾燥機能・コインランドリー等を使う

【補足】コインランドリーは結構使える

コインランドリーの乾燥機能は結構使えます。特に外干しでは乾きにくい厚手のトレーナーや、毛布や布団などはコインランドリーの乾燥機を使うべきです。

外出するのが面倒くさい!という方でも、いざ使ってみれば、非常にメリットがあるので活用してみましょう。

メリット①安い!

基本1回100円です。25kgの大容量タイプで6分ほど回せます。かなり大きいので、毛布なら4枚くらい入ります

メリット②ふんわり仕上がる!

約70度の高温でガスによる熱風乾燥を行うので、仕上がりがとてもふんわりします。量が少なければ1回でも十分乾きます

安い!ふんわり!大物にも強い!と3拍子揃ってるので、ここぞという時にはぜひ使いましょう。

【ケース2】ウォーターサーバーの電気代が高い場合

出典:CreCla

解決策①:浄水器を水栓につけて、電気代を節約する
解決策②:スーパーの天然水のサービスを利用する

どちらもわずかな初期費用で始められます!

※キュウタ家では子どもがまだ小さいので、月に800円くらい電気代がかかっていても
「すぐに冷たい水や熱いお湯が出せる利便性は捨てられない」との結論に至り、
ウォーターサーバーは使い続けることにしました。

【ケース3】エアコンの電気代が高い場合

解決策①:扇風機でまかなえないか?(真夏ではきついですよね)
解決策②:できるだけ家にいないようにする(逆に買い物で散財しないように注意!

こんな感じで節約を検討してみてください

 

【3.実践!!!】

あとは実践あるのみです。

我が家では冬場からの流れで除湿機に慣れすぎてしまった為、ここにきて外干しに切り替えるべく、物干し竿2本洗濯物干し用ラックを追加購入しました。

キュウタの家では明らかに除湿機が原因でしたので、使用を控えていってるところです。

まだ次の電気代請求が来てないので、結果が出たらまたブログで発信したいと思います^ ^

 

【補足】エアコンについて

夏場にエアコンを使う時期はもっと電気代がかかっています。

我が家は能力も大きいため、

エアコン(23畳用) 468kWh(2.6kWh×6時間×30日)くらい使っていて、

単価22円とすると、約10,000円ほど夏場は追加で電気代がかかっています。

 

【補足】洗濯機の乾燥機能について

我が家ではファミリーでは一般的な10kgタイプの洗濯乾燥機を使っています。

もしこの乾燥機能を使ったときの計算方法も出しておきます

洗濯機(標準乾燥モード)  54kWh(0.6kWh×1回3時間×30日)

単価22円とすると、約1,188円ほどですね。

でも日によっては2回乾燥まわしたり、1日中まわしていることもあるので、実際はもっと電気代がかかる場合もありますのでご注意ください!

 

今日の話は以上です!

また分からないことがありましたら、問合せフォームからいつでも聞いてくださいね。

 




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この記事を書いた人

一部上場のガスメーカーに勤める30代営業マン。2児の父。これまでガス機器を10,000台以上販売。その経験を活かし、ブログで日常生活のタメになる情報を発信中。

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