ガス機器を10年以上販売して生きているキュウタといいます。
以前ピアットライトの特長をまとめた記事を書きました。
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そこで多くの方からこんな質問を頂きました。
両者には定価ベースで3万円〜4万円ほどの金額差があり、ピアットワイドグリルの方が上位グレードに当たります。
この2機種がどう違うのか?
詳しく解説します。
ピアットライトにはないピアットワイドグリルの特長
先におすすめを言います。
コスパがよいのは断然「ピアットライト」です!
天板カラーを選びたいなら「ピアットワイドグリル」にしましょう。
順番に解説していきます。
①グリルクリーンモード搭載
ピアットワイドグリルにのみ「グリルクリーンモード」が搭載されています。
グリルクリーンモードとは、グリル使用後の庫内に残ったにおいやベタつきを軽減できる機能です。
特に焼き魚などの調理後の庫内の汚れが気になる際に、クリーンモードを使えばにおいやベタつきをグリルを空焼き(からやき)して焼き切ってくれるのでオススメです。
注意点としては、クリーンモードを使う前に「グリルサイドカバー」と「焼き網」は必ず取り外してください。
取り外さずにクリーンモードをしてしまうと、サイドカバーの汚れが逆に焼き付いてしまったり、焼き網のフッ素コートを傷める原因になりますのでご注意ください。
②豊富な天板カラー
ピアットライトからピアットワイドにグレードアップするとしたら、「天板の色を選びたい」という理由です。
ピアットライトの場合、エレガントグレー1色しか選べません。
ピアットワイドグリルの場合、エレガントグレー、シルバーミラー、アクアブラック、ロゼの計4色から好きな色を選ぶことができます。
ゴトクに関しても、ピアットライトの場合、グレーホーローゴトク一択です。
高級感のあるステンレスゴトクがお好みなら、ピアットワイドグリルへのグレードアップが必要です。
③ベアリングレール
あまり知られていない隠れたポイントですが、グリルレールが両者では違う作りになっています。
ピアットワイドグリルの場合、スムーズに引き出せるようにベアリングレールを採用しています。
簡単に言えば、レール状にコマがついているので、軽い力でグリルを引き出すことができます。
ピアットライトの場合は、コマがついていない普通のレールとなります。
④付属品の違い(クックボックス・排気口落下物ガード)
クックボックス(ワイドグリル用)の画像(出典:Noritz)
「クックボックス」と「排気口落下物ガード」が、付属品か別売かの違いがあります。
ピアットワイドグリルの場合、クックボックスも排気口落下物ガードも付属となります。
ピアットライトの場合、どちらも別売となっているのでコンロ本体のみを購入しても入ってきません。
正直単品で買ってしまえば、ピアットライトでも普通に使えるので、これはピアットライト本体を安く見せるためのメーカーの戦略だと思ってください。
クックボックスとは?
クックボックスとは、波型のプレートの上に油はねを防止するガードが乗っている調理ボックスのことです。
クックボックスを使えば、グリルの油はねを99.9%カットできます。
油はねガードの上部には、焼き目をつけるために開口(スリット)が入っています。
ここから油が飛んでもグリル上部のバーナーで焼き切ってくれるので、実質グリル庫内への油はねが99.9%カットできる画期的な商品です。
サンマなら4本乗せられるサイズですので、子育て世代の忙しいママさんにもオススメのサイズ感です。
また他社の調理ボックスにはない特徴として、焼き網用の支持脚がそのまま使えます。
リンナイ・パロマともに調理ボックスを置くためにはボックス用の支持脚をセットしないといけませんが、ノーリツだけは焼き網用の支持脚のままクックボックスが使えます。
焼き網もボックスもどっちもたくさん使いたいという方は、入れ替える手間が少ないため大変便利です。
排気口落下物ガードとは?
排気口落下物ガードとは、コンロ天板の奥にある排気口部に取り付けるチリ受けのことです。
コンロ奥の網状のプレートを外すと、グリル用の排気口が出てきますが、実はこの排気口の周りには広い空間があいています。
参考までに、下記の写真を見てください。
何も設置されていない排気口の写真(キュウタ撮影)
排気口落下物ガード設置後の写真(キュウタ撮影)
写真を見てもらうと分かるように、排気口のまわりの空間に食材カスが入った場合、基本的にはコンロ天板を外さないと掃除できません。
ここに「排気口落下物ガード(チリ受け)」があれば、 食材カスや油はねなどの汚れも、取り外して簡単にお手入れすることができます。
長くキレイに使うなら、絶対にほしいアイテムですね。
ピアットワイドグリルとピアットライトの最安値
2022年3月現在の楽天市場を見ると、ピアットワイドグリルの最安値は約99,000円で、ピアットライトの最安値は約75,000円ほどでした。
もし、ピアットライト+クックボックス(ワイドグリル用)+排気口落下物ガードをセットで購入したとしても合計約83,000円ほどですので、ピアットワイドグリルよりも16,000円ほど安いことになります。
結論としては、
天板カラーを選びたいなら「ピアットワイドグリル」を選びましょう。
エレガントグレー天板で問題ないなら、ピアットライト+クックボックス+排気口落下物ガードの3点セットの購入をおすすめします。
個人的な見解ですが、「クリーンモード」と、「ベアリングレール」のために+16,000円は払い過ぎです。
クックボックスを使いだしたら、ほぼグリル庫内の油はねは防げるので、焼き網を使わなくなる方が多いです。
クリーンモードはよほどのきれい好きの方向けの機能と言えるでしょう。
まとめ
【ピアットライトにはないピアットワイドグリルの特長】
①グリルクリーンモード搭載
②豊富な天板カラー
③ベアリングレール
④付属品の違い(クックボックス・排気口落下物ガード)
大事なことなので何度も言いますが、
天板カラーを選びたいなら「ピアットワイドグリル」を選びましょう。
エレガントグレー天板で問題ないなら、ピアットライト+クックボックス(LP0157)+排気口落下物ガード(DP0152)の3点セットの購入をおすすめします。
ぜひチェックしてみてください。
ピアットワイドグリルのページ
ピアットライトのページ
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排気口落下物ガードの商品ページ
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今日の話は以上となります。
気になることがあったらいつでも質問してくださいね。