住宅設備を10年以上販売して生きているキュウタといいます。
今回は特に一人暮らしの方に向けて、
調理スペースがないキッチンのおすすめ対策を紹介します。
一人暮らしを8年以上経験してきた実体験もふまえて、
低コストで簡単にできることを重視して紹介していきます!
調理スペースの広さは60~90cmが目安
作業しやすい調理スペースの広さは「60cm 〜 90cm」が目安と言われています。
まな板を置いたときに物が置けるゆとりがあると良いです。
一人暮らしのワンルームや賃貸マンションなどでは、間取りの問題で狭いキッチンが採用されることが多く、調理スペースが非常に狭いですよね?
ワンルームマンションで採用率が高いミニキッチン寸法は120cm か150cmがほとんどです。
ちなみに、
・キッチン寸法が120cmの場合、調理スペースは30cm程度です。
・キッチン寸法が150cmの場合、調理スペースは50cm程度です。
つまり、ワンルームマンションの多くが「作業しやすい調理スペースの基準は満たせない」ということです!
そこで、調理スペースを広げる方法を次の項目で紹介します。
調理スペースがないキッチンのおすすめ対策3選
①シンク部分を作業台化する
まずは、キッチンのシンク部分を作業台代わりにする方法を紹介します。
仮に120cmのミニキッチンの場合、シンクは約42〜43cmです。 つまり、シンクが全体の約3分の1を占めているわけです。
ここを使わない手はない!ということで、 シンクの上に水切りトレーを置き、調理台代わりにしましょう。
おすすめは、日本製のDUALIS(デュアリス)
スライドして長さ調節ができるので、奥行き28cm~50cmのシンクに対応できます。
・さびにくく衛生的なステンレス製
・水切りとしても、調理台としても使える
・安心の日本製
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5,000~6,000円するシンク調理台もありますが、水周りで使うものはどうしても使っていくうちに汚れてきますので、安いもので買い替えするのがおすすめです。
②コンロ部分を作業台化する
次に、コンロカバーで食材置き・作業台として活用する方法のご紹介です。
キッチンの中で、シンクの次にスペースをとっている箇所がコンロです。
・1口コンロであれば、32〜33cm
・2口コンロであれば、45cm
・3口コンロであれば、60cm か 75cm
これだけのスペースをとっています。 調理スペースが狭いキッチンの場合は、コンロのスペースもどんどん活用しましょう。
食材を切ったり下ごしらえの段階であれば、コンロ部分にコンロカバーを置き、作業台として活用するのが賢いです。
コンロカバーについては過去にまとめ記事を書いたので、こちらを参考にしてください。
【おすすめ記事】
③キッチン以外の場所に作業台を設ける
最後に、キッチンワゴンを使って収納力を増やす方法のご紹介です。
ワンルームマンションだと、 キッチンワゴンを置くスペースもない!
という方もいらっしゃるかと思いますが、もしデッドスペースなどがあって、うまく活用できる場合にはキッチンワゴンはとても便利なツールです。
おすすめは、 Connelly(コネリー)キッチンワゴン
奥行き30cmのスリム型キッチンワゴンです。
・スチール製なので丈夫でぐらつかない
・キャスター付きで移動が可能
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水切りカゴや調味料などを上に置いて、使う時だけキッチンまわりで調理に活用し、使わない時は部屋のすき間に隠して収納として使えます。
まとめ
・シンク部分を作業台化して活用する
・コンロカバーで作業台として活用
・キッチンワゴンを使って収納力を増やす
狭いキッチンで料理がしにくいという方もちょっとした工夫や一つのアイテムで解消されます。まずはキッチンをじっくり眺めて、改善点を探しましょう。
使いやすいキッチンで楽しく料理して、生活をもっと豊かにしましょう!